夫と裏起毛に感謝

【日々の暮らし】

神奈川県の横浜市にある私の実家の周辺は、とにかく坂だらけの町でした。

そして実家自体も坂の上の方にあるため、家を出た瞬間から右に行っても左に行っても坂を下ることになり、つまり、帰りはどの方面から家に向かったとしても、必ずスキーの上級者クラスばりの坂道をえっさほいさと上らなければなりませんでした。

なので、習い事に行く時とかに自転車に乗ったりはしましたが、行きは下り坂でピューッと行けても帰りは自転車を押してゼイゼイと息を切らしながら坂道を上る羽目になって、さほど自転車が活躍してくれるような地形ではなかったので、あまり自転車には乗りませんでした。

 

ところが、今現在我が家が暮らしている埼玉県のこの町は、どこまで行っても平地が広がっている真っ平な町です。

なので、この町に引っ越してきたばかりの頃は坂道が無いこの町の景色にちょっと違和感を感じたくらいでしたし、何より驚いたのは、自転車に乗っている人の多さでした。

「え?ここは中国?」って思っちゃいましたもん。笑

でも、平地では自転車が大活躍してくれることは、この町で暮らしているうちに私も実感しまして、今では自転車の無い生活は考えられないくらいです。

ハッキリ言って、自転車ヘビーユーザーです。

 

ここでちょっと話が飛びますが、私は昔から皮やムートンなどの手袋をあまり選んできませんでした。

理由としては、雨などで水が沁みるとなかなか乾かないし、シミになっちゃうし、物によっては伸縮性が無くて窮屈に感じるからです。

そんな個人的な好みで、私はこれまでずっと毛糸の手袋を使ってきたのですが、それを見ていた夫が

「毛糸の手袋って、自転車に乗っている時に風を通しちゃうから寒いでしょ?」

と常々言っていて、どうやら毛糸の手袋を使っている私以上に気になっていたみたいです。

 

そして先日、東急ハンズへ行った時に既に冬物のセールが始まっていて、冬物の商品が全て3割引きになっていまして、夫がなにやらまじまじと商品を物色しているなぁ~と思って近づいてみたところ、そこは、男性物ではなく女性物の手袋コーナーでした。

そして有無も言わせぬ勢いで「これは?」「こっちは?」と私の手に次々と手袋を試着させ始め、「これは毛糸だけど裏起毛で温かいと思うけど、どうよ?」と、私の毛糸の手袋がいいと言う希望も考慮してお勧めしてくれました。

新しい手袋を買う予定はありませんでしたけど、セールにもなっていましたし、夫の気持ちもせっかくなのでね、ありがたく裏起毛の毛糸の手袋を買っていただきました。

どうもありがとう。

 

そんなわけで、今年から毛糸+裏起毛の手袋を使い始めた私です。

ちょっと前までは、毛糸の手袋もそんなに風を通さないけどなぁ…と思っていましたが、毛糸+裏起毛を使い始めてみれば、確かにめちゃくちゃ温かいです。

夫が言っていた通り、自転車に乗っている時の裏起毛のありがたさがハンパないです。

今更ですが、裏起毛、最高~!

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