前回の【本当にたたかったお嫁さま】その43.「結婚式直前にドレスが?!」では、
結婚式の披露宴代わりの2次会で着るためのドレスが家に届いて喜んだのもつかの間、まさかのサイズが合わない問題に直面してしまい焦りまくった私でしたが、何とかドレスのお直しを受け付けてくれるリメイクのお店が見つけ、急遽、お直しに出しました。
そして、お店の方のおかげで思っていたよりも早くお直しが完了してドレスが戻ってきたので、私は恐る恐るドレスを試着してみたところ、無事にジャストサイズになっていて着ることが出来ました。
結婚式まで1ヶ月を切っていたのでかなり焦っていたぶん、ドレスが無事に着れた時は本当にホッとしたのを覚えています。
こうしてドレス問題が一件落着した私は、いよいよ引っ越しの準備にとりかかりました。
今日はそのへんのお話をしたいと思います(^^)
2000年11月中旬、2次会のドレスがまさかの着れない問題が解決した私は、すぐさま引っ越しの準備にとりかかりました。
この時には既に引っ越し業者から引っ越し用のダンボールが実家に届けられていて、両親にも引っ越しの日は11月後半であることを伝えました。
引っ越しの日時を伝えた時、父は「あ、そう。はい、分かりました。」と返事をしてくれたけど、母は相変わらずの完全無視状態で何も言いませんでしたし、こちらを見ようともしませんでした。
でも、確かに私は両親の前で引っ越しの日時を伝えたので、母も「そんなの聞いていない!」とはさすがに言ってはこないだろうと思い、とりあえず私は一人で粛々と引っ越しの準備を始めたのでした。
とは言えです。
両親から手放しで祝福されている幸せな門出ではありませんでしたから、引っ越しの準備と言ったって、私には嫁入り道具はありませんでしたし。
荷物と言えば、衣服や鞄や靴など身につける物と、それらを収納していた箪笥2つとラック1つ、それに当時趣味だったスキーやスノーボードの板とブーツ。
あとは、結婚前に少しだけ買っておいたキッチン用品を少々。
たったこれだけなので、単身者用の引っ越しパックでも全然余裕なほど荷物が少なかったので、引っ越しの準備自体はさほど大変さはありませんでしたね。
カレが元々暮らしているワンルームマンションへ引っ越すので、私が持って行ける荷物の量にも限度がありましたから、かえって大荷物にならなくて良かったのです。
それよりもなによりも、結婚式まで1ヶ月を切った時点でとにかく大変だったのは、カレが相変わらず仕事が多忙を極めていたことです。
カレが毎日深夜まで仕事に追われていたため、私も毎日の仕事をこなしつつ!夜な夜な引っ越しの準備もしつつ!カレとは電話であれこれ確認を取りながら結婚式までに手配しておかなければいけない用事を私一人で準備しなければならない状態でした。
例えば、カレのご両親が結婚式に来てくれる時の往復の飛行機やホテルの手配、そして、結婚式の後の2次会は友人知人だけで執り行うため、カレのご両親お2人で結婚式の後に食事をしていただくレストランの手配。
あと、結婚式に急遽お客様を招待することになったので、式場の入り口に準備する芳名帳も自分でハンズに買いに行って準備したり、その際の受付を私の同級生にお願いしたり。
結婚式当日のヘアセットは本来なら式場のスタッフがしてくれるのですが、私の知り合いだった美容師さんのご厚意で私もカレも2人とも担当してくれることになり、美容院へ打ち合わせに行ったり。
なんやかやと細々とした準備に追われまくり、目が回りそうでしたね。
なのでもちろん、ゆったりとブライダルエステなんかに行って美しい花嫁になる準備なんか出来るはずもなく、肌はボロボロ、目の下にクマ状態で戦う日々は続いていたのでした。 ~ つづく ~
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