先日、髪をまとめようとしていたヘアクリップを落としてしまった時に、せっかく夫がパッと拾って渡してくれたのですが。
その時の夫の言葉に私が耐えきれずに思わず笑ってしまったことを、もしかしたら夫は何気に根に持ってる？と思ってしまうような出来事がありました。
昨日、所用で出かけていた私は帰り際に「今から帰ります～」と夫に連絡を入れたところ、夫の仕事終わりの時間も奇遇にも同じくらいになったので、自宅の最寄り駅で待ち合わせをして、晩ご飯を食べてから帰ることになりました。
予定通り駅前で合流して、迷うことなく行きつけのリーズナブルで美味しい中華料理屋へ直行して、私はタンメン、夫はチャーハン、そして餃子は半分こ、いつものお決まりの料理を注文してたらふく美味しくいただきまして、パンパンになったお腹をまるでお相撲さんのようにポンポン叩きながらのしのしと歩いて帰路に着きました。
平日に晩ご飯をお店で食べて帰るのって、もちろん美味しいし、何より家に帰ってから晩ご飯を作らなくていい開放感があって最高です！
こうして、ご機嫌で家の近くの大きな交差点まで来た時のことです。
目の前の信号が赤から青に変わったので、私たちは直進して横断歩道を渡り始めました。
すると、横から来た自転車が信号は赤で止まるべきなのに、信号無視をした挙句、斜め横断してきまして、横断歩道を渡っている私達の方に向かって横から直進して来たのですが、本当は信号無視自体がダメだけど百歩譲って歩いている私達の後ろを通り過ぎるならまだしも、私達の目の前をスピードも落とすことなく横切って行きました。
ちょっと！危ないよ！
信号無視すんなや、ぼけぇー！
などと思わず言いたくなるような気持で、傍若無人な自転車走行をして無神経に走り去っていく２０代後半～３０代前半であろう男性の背中を睨んでいた私。
するとその横で、夫がポツリと一言。
「ハゲろ。」
ん？・・・・・ハゲろ？
えっ？・・・・ハゲろ？
・・・・・ハゲろ・・・・・フッ・・・・・ハゲろっ・・・・・アハハッ！(´艸｀*)
夫の渾身の一言に、思わずイラッとした気持ちが吹っ飛んで笑ってしまいました。
夫曰く、「ま、ハゲるくらいの罰だったら、生きていくのに支障はないし。」だそうで、確かにね、と妙に納得しつつ。
もしかして夫、先日の「ずいぶんハゲてきたなぁ」事件を何気に根に持ってる？そんな推測をしてしまった私は、後からこみ上げてくる笑いを必死にこらえ、絶対に気付かれないようにしながら帰宅したのでした。
だって、また体がくの字に曲がるほどぶん投げられたらたまったもんじゃありませんからね。
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