【本当にたたかったお嫁さま】その51.結婚式前夜まで準備に追われてボロボロな2人

・本当にたたかったお嫁さま

前回の【本当にたたかったお嫁さま】その50.「両親が結婚式に来るか分からなくても」では、

2000年11月下旬、結婚式まで3週間を切ってもなお私の両親が結婚式に来るのか来ないのかも分からないままだったのに加えて、カレが暮らすワンルームマンションへの引っ越しが無事に終わったその日の夜に形式的に私から実家に電話して無事に引っ越しが終わったことを伝えたっきり、こちらからも、両親の方からも、お互い全く連絡を取り合わないまま時間が過ぎて行きました。

それでも私にしてみれば、実家で毎日365日24時間1分1秒ずっと母の怒りや負のオーラに包まれて心がすり減るほど一挙一動に気を使いまくって生きていた頃よりも、そんな親と関わらずに毎日笑顔でいれるカレとの穏やかな暮らしが何百万倍も幸せで、結婚式の準備は粛々と進めていきました。

ただ、途中で急に結婚式に親や友人知人を招待することに変更になったため、披露宴代わりのレストランでのパーティーの準備も自分たちでしなくてはならなかったので、結婚式直前までカレも私も準備に追われて多忙を極めました。

今日はそのへんのお話をしたいと思います(^^)

 

12月上旬、結婚式まであと2週間を切ったにも関わらず、この頃の私たちはまさに目が回るほど多忙を極めていました。

一番の原因は、カレの仕事、そして会社!

会社は結婚式間近な社員にほんの少しの配慮もしてくれないのかい?と思わず言いたくなるほど、毎日残業&終電帰宅で忙しくて(--*あまりにも時間に余裕がなかったので、私1人でやれるだけのことをやらなければならない状況でした。

それなのに!結婚式の日はどんどん近づいてきていて!披露宴代わりのレストランでのパーティーの準備も自分たちでしなければならなくて!結婚式の日を楽しみにゆっくりその日が来るのを待つ、なーんて優雅な時間があるはずもありません。

 

まず、レストランのパーティーに友人知人に来ていただくにあたって、ただただ一緒に飲み食いして「はい、終わり!」なんてわけにはいかないですから、

  1. 余興のビンゴ大会のために、景品やビンゴカードなどを準備したり(@_@;)
  2. パーティーの帰りに際に、引き出物ではありませんが新居の住所や連絡先を記載したカードと共にちょっとしたプレゼントをお渡しするための準備をしたり(@_@;)
  3. 来ていただいた招待客の皆様へのご挨拶の文章を考えたり(@_@;)
  4. パーティーの受付や司会をしてくれる人を探したり(@_@;)

この期に及んでまだまだやらなければならないことは山積みで、ちょっと泣きそうでした。

でも、もしも家族の仲が良かったら、母に頼って手伝ってもらったりしたかもしれませんけど、当たり前ですが毒親の母に私が頼む選択肢なんかあるはずもなく、でもだからと言って、私は子供の頃からずっと一人で何かあっても何とかしてきたので、親に頼れなくても悲しいとかそういった感情にもならずに頑張れたのは、我ながらアッパレでしたね。笑

 

そんなわけで、まずは④のパーティーの受付や司会をしてくれる人を探しました。

すると、私の元同期のそのまた友人に劇団で演劇をされている方がいて、副業でイベントの司会などもしたことがあるとのことだったので、同期からその方にお願い出来ないか聞いてもらったところ、ありがたいことに快諾していただけたので、謝礼をお渡ししてアルバイトで受付と司会をしていただけることになりました。

次に、①の余興のビンゴ大会で使うビンゴカードは、東急ハンズに買いに行って準備しまして。

ビンゴ大会の景品も、東急ハンズやLoftで買ったり、あとディズニーランドのペアチケットはディズニーストアで買い、合計20個ほどのラッピングされた景品を持って帰るのは、本当にしんどかったです(@_@;)

あと、親御さんと一緒に来てくれるお子さんたちが何人かいたので、子供たちにはクリスマスが近かったのでサンタブーツに入ったお菓子を用意しました。

そして、②の引き出物代わりのちょっとしたプレゼントと新居の住所や連絡先を記載したカードは、紅茶専門店のブライダルセットで人数分をネット注文してお任せしてしまいました。

お店の方で、新郎新婦の名前や新居の住所や連絡先などを記載したブライダル用のメッセージカードを作ってくれて、紅茶のセットと一緒にメッセージカードを人数分ラッピングしてくれるサービスがあったのです(個別に持ち帰る袋もあり)。

さらに、パーティー当日の日にち指定でレストランに直接届けもらえたので、これは本当に助かりました。

そして、ご挨拶の文章に至ってはもう、結婚式の2~3日前になってやっと何とか完成させました。

 

そして結婚式前夜、カレも何とか早めに仕事を切り上げて一旦帰宅してから、色々買い揃えたり準備した荷物全てを2人で抱えてパーティーをするレストランへ持って行って運び込み、翌日までバックヤードに荷物を置かせていただけるとのことで、やっとこさっとこパーティーの準備が終わったのでした。

こうして結婚式の前日ギリギリまで準備に追われて、帰宅したのは午前0時。

ハッキリ言って、カレも私も疲労困憊のボロボロな状態でしたね(--;

そしてやっぱり、私の両親が結婚式に来るか来ないか分からないまま結婚式当日をむかえたのでした。  ~ つづく ~

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