一昨年の夏に手首の石灰沈着性手関節炎。
昨年の夏に肩の石灰沈着性腱板炎。
2年続けて激痛を経験して、どうやら私は石灰沈着しやすい体質なんだなと悟って、今年2023年の夏。
実は。
今年の夏もやっちゃいました~~~石灰沈着!笑
左肘の痛み
今年の3月か4月頃、じんわりとした左肘の痛みに気づきました。
何か肘を炒めるような原因があったわけでは無いと思うのですが、徐々に痛み出した感じでした。
ただ、物を掴んで持って持ち上げる時に痛みが出ましたが、動かさなければ全く痛みはなくて日常生活も問題なかったものですから、また「そのうち治るかな」と様子を見てしまったのです。
一昨年も昨年も痛い目にあって学んだはずなのに。
そして7月の中旬くらいまで様子見と言う名の放置をしていましたが、いよいよマグカップを持っただけも痛みが出るようになり一向に治る気配が無かったので、やっといつもお世話になっている整形外科へ行って診てもらった次第です。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
診察はいつもと同じ、レントゲンからの問診と診察。
そして案の定?(笑)左肘の骨に少しだけ石灰が沈着していて、その石灰で肘から手首につながっている腱の付け根部分が擦れて炎症を起こしてしまっているとのことでした。
また石灰沈着、3度目でした。
もうこれで「たぶん石灰沈着しやすい」ではなくてハッキリと「石灰沈着しやすい」のだと確定した感じがしました。
ただ今回は、石灰沈着が原因ではあるものの、痛みの原因は腱が痛んで発症したと言うことで、病名としては「上腕骨外側上顆炎」、またの名を「テニス肘」と言う診断になりました。
先生にいただいた症状の説明書によると、中年以降のテニス愛好家がなりやすいため「テニス肘」と呼ばれているそうです。
でも病態については十分わかっていなくて、一般的には年齢と共に腱が痛んで発症するものだそうです。
上腕骨外側上顆炎の治療方法
治療方法は、石灰沈着性手関節炎と石灰沈着性腱板炎の時と同じく、まずは石灰化部分へのステロイド注射と、筋肉の緊張を取る薬・痛み止め・胃薬の3種類の飲み薬を1週間分。
それに加えて、塗るタイプの湿布(貼る湿布は肌が赤くなってしまうため)もいただいて、寝る時に塗ってから寝ました。
あとは、とにかく物を持つことによって肘の骨から出ている腕の腱を伸ばしてしまわないようにすることが大事だそうで、テニス肘用のバンドも渡されて、家事をする時や物を持つときには付けるようにしていました。
肘も毎日動かさないわけにはいかない場所ですがテニス肘用のバンドをして腱が伸びないように注意していたら、1週間ほどで重くない物であればバンド無しで持っても痛くなくなりました。
石灰沈着の恐怖感
こうして、年に1回ペースで3年続けて石灰沈着による症状の治療をし、テニス肘にいたってはつい2~3週間前に治療したばかりでしたが。
実は、今週の火曜日にも私は整形外科へ行きました。
理由は、腰・左股関節・左膝・左足首、全体的に左側がじんわりと痛くなってしまったからです。
今回もまた何か怪我をしたなどの思い当たる原因はありませんでしたが、さすがに今回は私でも「様子をみよう」とはならずにすぐに整形外科へ行きました。
ただ今回は、ちょっと恐怖感がありました。
だって、私は石灰沈着しやすい体質です。
新たな痛みの原因がまた全て石灰沈着が原因だとしたら。
腰も股関節も膝も足首も、すべて石灰沈着していたら。
これからの人生、あらゆる関節に石灰沈着が発生して痛みとの戦いになるんじゃないか?と想像して、恐くなってしまったのです。
なので、火曜日はかなりドキドキで整形外科へ行ったのでした。
そして今回も、レントゲンと問診と診察を受けまして。
結果から言うと、幸いなことに特に問題はありませんでした。
ちょっと腰に負担がかかって疲れがたまっていて、その腰の痛みが左脚の方まで響いている感じとのことでした。
なので今回は、腰の電気治療とコルセットで様子を見ることになり、「また痛みが酷くなったら電気治療しにおいで~」と言われて終了です。
いやぁ…本当にホッとしました。
石灰沈着だらけになっていなくて、助かりました。ふぅ。
40~50代の閉経期の女性がなりやすいと言う石灰沈着。
私の3年続けての治療を紹介させていただきました。
どうしてなるか原因が分からない、ならば、誰でもこの症状が出る可能性はある、と言うことではないかと思います。
関節などの痛みが出た場合は「私のように放置はせず」(←ここポイント!笑)、もしも石灰沈着であれば治療すれば治るものなので、早めに整形外科で診てもらって治療した方が確実に得策だと経験者は思いました(^^)
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