私はアレルギー体質で、社会人になってからスギ花粉の花粉症になったのが最初で、30代になってからはたまにアレルギー喘息になったり、40代になってからはアレルギーによる蕁麻疹が出るようになって、つまり、年齢を重ねるごとに体がアレルギー症状を抑えきれなくなってきているようで、着々と1つ、また1つと、アレルギー症状が増えてきています(^^;
心配していた「猫アレルギー」
我が家は夫婦そろって猫と暮らしたこが無かったのですが、外で猫を見かける度に写真を撮りまくるほど猫は可愛いなと思っていたので、「いつか猫を飼いたいね。」と話していたのですが、心配事も1つありました。
それは、猫アレルギーです。
年齢を重ねるごとにアレルギー症状が増えてきているので、まだ飼っていない段階では大丈夫だとしても、飼い始めて一緒に暮らしているうちに発症してしまうかもしれないじゃないですか。
それでも、一か八か、その時はその時、やっぱり猫と暮らしてみたいのだ!と意を決して、里親会の方に連絡して、猫くんのトライアルを申し込んだのでした。
そして、トライアル前に1度、里親会の方が猫くんの顔見せがてら我が家に来てくれて色々と譲渡の手順やお話を聞かせてくれたことがあったのですが、その時に聞いたお話では、実は猫くん、我が家の前に別のお宅で1度トライアルしたことがあったらしいのです。
最初のトライアル先のお宅は我が家と同じく夫婦二人暮らしのお宅で、ご主人の兄妹のお宅で猫を飼っていて、遊びに行った時に猫と触れ合っても何の問題も無く大丈夫だったので、猫を飼うことにしたそうです。
でも、実際にトライアルで猫くんと暮らし始めたら、1週間くらいで猫アレルギーの症状でどんどん体調が悪化してしまい、泣く泣く諦められたのだそう…
やっぱり、ちょっとの間だけ一緒にいるのと、毎日同じ家の中で過ごすのとは、体調的に全然違うものなんだなと知って、私はちょっと焦りました。
でも、せっかく我が家にトライアルで来てくれる猫くんのためにも、もちろん、猫くんとの暮らしを楽しみにしている私達夫婦のためにも、なんとか猫アレルギーにならないでくれ私の体!と祈ったのでした。
猫アレルギー対策
と言うわけで、まずは出来ることからやりましょう!ってことで、トライアルスタートと同時にまずは空気清浄機を買いました。
どこまで効果があるか分かりませんけど、少しでも猫アレルギーの発症を抑制できるならと思ったのです。
そして、毎日の掃除機での掃除の他に、家の中を舞う猫くんの毛をハンディーワイパー的なモコモコのモップで棚の上なども小まめに掃除して。
舞い散る毛の生産者である猫くんも、小まめにブラッシングして抜け毛予防。
ちょっと風が強い日は、猫くんにケージに入ってもらってから、玄関からリビングから和室から家の中の全ての窓を開けて、自然の風の力を使って家の中に舞っている猫毛を窓の外に吹き飛ばしてもらう作戦も有効です。笑
猫アレルギー検査
そうこうしながらトライアル期間を過ごし、無事に猫アレルギーを発症することもなく、猫くんも徐々に我が家に慣れて、めでたく譲渡手続きを終えて我が家の子になった猫くんでした。
ところがちょうどその頃、どうも私のアレルギーの薬の効き目が安定しなくて、毎日薬を飲まないと痒みが出てしまう時もあれば、1日とか2日おきで大丈夫な時もあったりしていたので、その事を当時通院していた皮膚科の先生に伝え、それとあわせて、1ヶ月ちょっと前から猫と暮らし始めた事も伝えました。
すると先生は、もしかしたら猫アレルギー出ちゃったのでは?と真っ先にその心配して
「それじゃあ、猫を捨てないと治らないよ。」
と一言。
猫アレルギー、確かにその可能性はアレルギー体質の私なのでゼロではありません。
でも、ただ単に今飲んでいる薬が私に合っていなくて効き目が不安定なだけかもしれないし。
猫アレルギーじゃないかもしれないし。
もしも猫アレルギーだったとしても、猫くんを捨てるなんて・・・秒の即答で
「それは無理です。」
と先生にキッパリ。
すると先生も半笑いしながら、
「じゃ、猫ちゃんに濡れ衣をかぶせないためにも、猫アレルギーの血液検査しとく?(^^)/」
とのことで、検査をしてもらったのでした。
そして後日、猫アレルギーの血液検査結果も教えてもらいました。
ふぉっふぉっふぉ。
猫アレルギーではありませんでした!!!
思わず先生の前で小さくガッツポーズをした私。
これで猫くんの濡れ衣も、無事に晴らすことができました。
そしてこの瞬間、これからは思う存分、猫くんの腹に顔をうずめて腹モフをさせてもらえることが決定したのです。
幸い猫くんは腹モフフリーの優しい子。
この日から私は毎日のように幸せの腹モフをさせていただいております。笑
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