最近ネットニュースを見ていると、マッチングアプリがらみの犯罪を目にするようになりました。
マッチングアプリの必要性
私の若い頃は、ケータイもスマホも無いザ・昭和な時代、出会いの場と言えばですね、学校や職場などでの恋愛か、友達の紹介か、ナンパか、合コンか、極まれにお見合いの人もいたくらいの感じで、マッチングアプリなんてものはありませんでした。
なので、実際にマッチングアプリを使ってみたら、どんな感じなのか?とか、どれくらいの割合でネットニュースで見るような悪質な事件に巻き込まれてしまうのか?などなど詳しいことは分からないですが、事件に巻き込まれる人がいるということは、それだけマッチングアプリを利用している人の数は少なくはないのかなと思いました。
最近の若い人は「恋愛に興味は無い」とか「恋愛よりも自分のやりたい事の方が大事」とか。
「仕事もお金も出会いも無いから恋愛は無理」とか。
法律で不同意性交罪が施行されたことで付き合った後から『合意じゃなかった』と言われてしまえば有無も言わさず性犯罪者になってしまうのだから「女性と交際するのは怖くて無理」とか。
其々の理由で交際経験が無い人がどんどん増えているのだと思いますけど、だからこそ、そういう人たちが後にいざ恋愛や結婚を考える瞬間がやって来た時にマッチングアプリを利用するのであれば、今後マッチングアプリを利用する人の数は増々増える可能性はあるかもしれませんね。
だとしたら、やっぱりマッチングアプリは今の世の中には意外と必要なものなのかも、と思ってみたりします。
安全性が問題
AIマッチングシステム「TOKYO縁結び」
都が民間のマッチングアプリとの差別化を図るために「安心な出会い」をうたい文句にしていて、
- 登録時に自治体が発行する独身証明書の提出
- 源泉徴収票など収入が分かる書類の提出
- ウェブ面談で本人確認する
が義務付けられているという徹底ぶりです。
確かにこれだけ素性を明確にしたうえでの登録であれば、民間より安全性は高いでしょう。
ただ、この都営のマッチングアプリには賛否両論あって、「行政が母体なのは安心」と言う人もいれば、「民間でやっていることを税金を使ってやる必要があるのか?」「その前に若者の低賃金や非正規雇用などの雇用環境を改善すべき」と言う人もいたようです。
実際、この「TOKYO縁結び」に2年間で5億円もの予算を投入するとのことで、都民の皆様にとっては血税を使うに相応しいものか?も意見が分かれるところだと思います。
私も個人的な意見としては、予算5億円と聞いて「またあのおばさんプロジェクションマッピングに続いて血税を溶かしまくって・・・」と思いましたよ。
でも、都営のマッチングアプリ「TOKYO縁結び」の運営はもう既に開始されています。
あーだこーだ言っても、もう予算が投入されて、始まってしまっているのです。
血税の使い方云々を考えれば心中複雑ですが、きっともう、5億円の予算は戻ってきません。
ならばせめて、安全性は民間のマッチングアプリより高いわけですし、安心なら使ってみればいいじゃない?と思ったのでした。
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