【小さい家族たち】シマリス

小さい家族

我が家は、現在一緒に暮らしている猫くんが来てくれる前に、たくさんの小さな家族たちと暮らしてきました。

もうみんな虹の橋を渡って旅立ってしまいましたが、どの仔も忘れたことがないほど本当に可愛い仔たちばかりでしたね。

つまり、もう会うことは出来ないけれど、猫くんにはたくさんのお姉ちゃんやお兄ちゃんがいたのです(*^-^*)

そんなわけで、今日から数日かけて、猫くんのお姉ちゃんやお兄ちゃんである可愛い小さな家族たちをご紹介したいと思います。

シマリス(女の子)との出会い

私たち夫婦が初めて我が家にむかえた小さい家族は、シマリスの女の子でした。

2002年のちょうど今頃の時季でしたね、駅前商店街にある昔からやっているペットショップに引き寄せられるようにふらりと寄って、子犬や子猫、インコの雛やうずらなどなど様々な動物たちを見ては「かわいいねぇ~♪」と、癒しのひと時を楽しんでいました。

そして、ペットショップのちょうど真ん中あたりにちょっと縦長なケージがありまして、なんと、小さな赤い首輪をつけて細いチェーンのリードでケージに繋がれている3匹シマリスの赤ちゃんが、ケージの上に出てチョロチョロ遊んでいるのを発見!

あまりのその可愛さに、私は思わず仔リスたちの前に手を差し出してしまったのですが、恐がるかな?と思いきや、1匹の仔リスが自ら私の手のひらに「よっこらせ♪」と乗ってきまして、もぞもぞとポジションを整えたかと思ったら

「・・・あ、寝ちゃった(・・;」

この一激でハートを射抜かれた私。

そして、シマリスの赤ちゃんの勝利が確定しました。

あまりにもスヤスヤと寝ているので何だか起こすのも可哀そうになって、私はしばらく手をケージの上に差し出したまま立っていたんですけど、一向にその場から動かない(動けない)私の所に「どうしたぁ~?」と夫がやってきたので、

「この仔、手の上で寝ちゃったんだよ・・・。・・・・・。・・・・・。あのさ、この仔うちに連れて帰っていい?」

たまらず夫に聞いてしまいました。

すると以外にも夫は何の躊躇もなく「ええよ。」と答え、動けないでいる私の代わりにお店の人を連れて来てくれて、「この仔と、この仔に必要な物一式と、フードを下さい。」と伝えてくれて、そのまま我が家に連れて帰ったのでした。笑

 

 

シマリスのいる暮らし

こうして、我が家にシマリスの赤ちゃんがやって来ました。

ただまあ、当たり前ですが、夫婦そろってシマリスと暮らした経験がなかったので、最初は何をするにもどうしたらいいのか?どの程度なら大丈夫なのか?が分からなくて、腫れ物に触るように接していました。

でも、まだ赤ちゃんだったからなのか?それともこの仔の性格なのか?とにかく想像していたシマリスのイメージとは程遠いほどおっとりした性格で、人の手の中でよくスヤスヤと寝る仔で、これがまぁ手放しに可愛かったですし、そのおかげか、とにかく人懐っこい仔に育ちました。

 

シマリスの習性

貯食行動

シマリスと一緒に暮らし始めて知ったシマリスの習性と言えば、「貯食行動」です。

冬じたくの前兆として、あちこちにエサを隠すようになるのです。

理由は色々研究されているようですが、自然界では冬になると餌が少なくなるので、本能的にエサを隠しておいて冬に備えているのではないかと言われているようです。

温かい家の中で飼われている仔は冬眠しないし、年がら年中エサに困ることも無いので、エサを隠す必要はないはずでしょうけど、これは本能だから仕方ないみたいです。笑

冬が近づくと、ケージの中にあるエサをちょっと顔つきが悪くなるほどパンパンに頬袋に詰め込みまして。

エサ隠しのために家の中を奔走していました。

そして、人の足元のジーンズの折り返しの中とか。

布団の敷きパットの下とかに顔を突っ込み、ゲッゲッゲッゲッと頬袋からエサを出します。

その後、ご丁寧に上から両手でペチペチペチペチと叩いて、餌を隠し(たつもり)、どこかへ走り去っていくのです。

そしてこちらが ⇧ 隠したつもりのエサです。

まあ、隠す場所がバレバレなので、即座に回収します。笑

ただ、まれにこちらが隠したことに気付かないでいると、後から隠していたエサを再び頬袋に回収して

取り込んだばかりの洗濯物の上とか、出窓の所とか、布団の上とか、好きな場所で好きな時に頬袋からエサを取り出してはポリポリと美味しそうに食べるので、エサの殻が散乱していました(^^;

 

もぐって寝る

あと、シマリスと言えば、どこかにもぐって寝るのが本当に好きみたいでしたね。

いつも家の中をチョロチョロと走り回っているのに、姿が見えなくなった時は要注意です。

どこかにもぐって寝てしまっている可能性が大だったので、やたらに人間が歩き回ると押しつぶしてしまいかねないので、寝ていそうな場所を1ヶ所ずつめくっては確認しなければなりませんでした。

例えば、畳んで部屋の隅に置いている羽毛布団の間とか、こたつ布団とこたつカバーの間とか、畳んでこれからしまおうとしている洗濯物の間とかです。

この写真は ⇧ 今まさに洗濯物の間に潜り込もうとしている瞬間をとらえたものです。笑

そして、暖かくて気持ちが良いのか一旦入るとなかなか出て来ません。

どこかにもぐって寝てしまっている手のひらサイズの小さい家族を探し出す作業は、毎度毎度、本当に一苦労でした(^^;

 

シマリスとの暮らしはなかなかに貴重な経験でしたし、こんなにも可愛らしい生き物なのだと知ることが出来て一緒に暮らすことが出来て、今でも本当に良かったなと思っています(*^-^*)

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