【小さい家族たち】セキセイインコ(男の子)

小さい家族

昨日に引き続き、今日も猫くんのお姉ちゃんやお兄ちゃんである可愛い小さな家族たちをご紹介したいと思います。

セキセイインコ(男の子)との出会い

2003年8月の朝、窓を開けたら我が家のベランダの物干しにとまっていたキエリクロボタンインコは、この時点で既に何歳だったのか分かりませんでしたが、我が家に来てから10年半、2014年4月27日の早朝に虹の橋を渡って天国に旅立って行ってしまいました。

そして、なんだかんだでいつも仲良く一緒にいたボタンインコがいなくなって、やっぱりセキセイインコが1羽でポツンと寂しそうにしていたので、シマリスの故郷であるペットショップへ行って、新しいお仲間に我が家に来ていただくことにしました。

最初は雛鳥もいいなと思いましたが、成鳥のセキセイインコのお友達として来てもうらうならば、やっぱり羽根も生えそろっていて、すぐにでも一緒に遊べるくらい大きくなっている仔に来てもらうことにしました。

ペットショップに成鳥のセキセイインコは何羽もいましたが、完全に私の一目惚れで、まるで青空と白い雲を身にまとっているような美しい羽根を持ち、なんだかとってもおっとりしている感じのセキセイインコの男の子を選んだのでした。

 

先輩たちとご対面

いよいよ弟セキセイインコと初めて対面した時、まさかの、お姉ちゃんセキセイインコは軽くパニックに陥って「ジジジジッ!」と大騒ぎをして鳥かごの中で大暴れしたので、最初は鳥かごは別にしていました。

一方、おっとりしてそうな性格を見込んで我が家に来てもらった弟は、私の見込み通りやっぱり温和で、お姉ちゃんに大暴れされても、突っつかれても、ものともせずボケラァ〜っとしていて大人しく我関せずと言った感じだったので、弟からお姉ちゃんにチョッカイを出すようなこともしないのに、弟が家の中にいるってだけでイライラMAXのご様子のお姉ちゃんでした(^^;

一方、愛犬はと言うと、どんな小さい子がやってきても相変わらず優しくむかえてくれて、傍に寄って来ても怒りもせず、優しく見守ってくれていましたね。

この愛犬の優しさに、いつも我が家全員が救われていました。

そしてしばらくすると、昔、お姉ちゃんセキセイインコが先輩ボタンインコに遠慮なく近づいて行ったように、今度は弟がお姉ちゃんに遠慮なく近づいて行き、いつの間にか仲良く過ごしてくれるようになりました。笑

 

先輩鳥たちから受け継がれる

さらにしばらくすると、先輩ボタンインコからお姉ちゃんセキセイインコが受け継いだ「愛犬の水飲みで水浴び」を、今度はお姉ちゃんから弟に伝授されるまでになりました。

気が優しい愛犬は、本当は自分の水飲みとかエサ入れの所には来てほしくないんだけど、追い払うことが出来ずに自分のお座布団の上で右往左往しているばかり。笑

そして時々私の顔を見て「お母ちゃん助けてぇ〜・・・」な眼差しを送ってきました。

でも、お姉ちゃんと弟にとっては貴重な水浴び場でもあるので(^^;一旦、好きなだけ水浴びさせて、後で愛犬には「ごめんね。」と謝って、新しいお水に入れ替えてあげていました。

鳥に勝てない愛犬、愛犬に負けない鳥、そんなチビたちがいる我が家でした。笑

 

動物病院の先生の見解

弟セキセイインコが我が家に来てくれて程なくして、少し呼吸が苦しそうだったので動物病院にお世話になったことがあったのですが、実は、その時に先生からは「この子、少し体が弱いかもしれません。2年くらいしか生きられないかもしれません。もしも飼い始めたばかりなら、ペットショップに言って、他の子と替えてもらってみてはいかがですか?」と言われました。

でも私としては、一度我が家に来てもらって、名前を付けてあげた以上、体が弱いからと言ってペットショップに出戻りさせるつもりはありませんで、ちょっと体の弱い自分とお付き合いしてもらいながら頑張って我が家で暮らしてもらいました。

そんな仔なので、1年後くらいにはカーテンレールの上に飛んでいくのもままならず墜落してしまうことが多くなり、その度に夫や私が指に乗せてお姉ちゃんが止まっているカーテンレールの上に乗せてあげていました。

そんな弟にお姉ちゃんが「一緒に飛ぼうよ!」とばかりに部屋の中を飛びまわるのですが、弟はあまり飛べないので、結局はお姉ちゃんが弟のいる所に飛んで行っては、仲良く2羽で寄り添っている時間が増えました。

気の優しいお姉ちゃんでした。

でも、弟の体調は動物病院の先生が言っていた通り徐々に悪化していき、それでも体調が悪いなりに最後まで良く頑張ったと思います。

そして我が家に来てくれてからちょうど1年半が過ぎた頃、弟セキセイインコは虹の橋を渡って天国に行ってしまいました。

長くは生きられないだろうと言われて覚悟を決めて一緒に暮らしていたんだけど・・・もっと一緒にいたかったですね。

我が家に来て、鳥かごから出てお姉ちゃんと一緒に遊んだり飛んだりする楽しさを、この家で少しでも味わってくれたなら良いのですが。

 

みんなうちの仔になってくれてありがとう!

こうして、我が家はたくさんの小さい家族たちと暮らしてきました。

でも、幸せな時間と言うものはあっと言う間に過ぎて行くもので、2018年4月29日、2年近く心臓病の闘病を続けてきた愛犬が、もう少しで14歳の誕生日をむかえる頃、虹の橋を渡って天国に旅立ってしまいました。

そしてその約2ヶ月後、お姉ちゃんセキセイインコは、先輩ボタンインコと弟セキセイインコと愛犬を見送って、後を追うように虹の橋を渡って天国に旅立って行ってしまいました。

お姉ちゃんセキセイインコには、結局みんなを見送らせてしまったので、ちょっと可愛そうなことしちゃったなと思います。

 

小さい家族たちとのお別れの度に心底淋しくて、一緒に暮らした日々を思い出すと今でも涙が出てしまいますが、我が家に来てもらった以上は「お別れする時の寂しさは飼い主の責任」として受け止めようとしました。

でも、悲しくて寂しくて、ついに人生初の円形脱毛症でおハゲをこさえた私は(^^;1年くらいかけて少しずつ少しずつ寂しさを受け入れて、おハゲも少しずつ治っていきました。

そして、その寂しさは夫も同じだったようで、しばらくは夫婦2人だけの生活をおくっていたのですが、私のおハゲが治ってきた頃に夫も心の中で一区切りついてみたいで、再び里親会にコンタクトをとって、猫くんを我が家にむかえたのでした。

なので、猫くん本人はお兄ちゃんやお姉ちゃんたちに会うことはもう出来ないけれど、でも「猫くんには天国から見守ってくれている兄弟たちがいるのよ。」と、猫くんには話してあります。

だからか?猫くんは時々、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちがやっていたのと同じような事やしぐさをすることがあるんですね。

その度に、「あ、お姉ちゃんが『こうするといいでしっ!』って教えてくれたの?」なんて猫くんに聞いたりして、今でも小さい家族たちの気配を感じながら、猫くんと一緒に暮らしています(*^-^*)

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