猫くん「尿路結石症」ストルバイトが再発

小さい家族

我が家の猫くんは、2022年の6月に受けた健康診断で「尿路結石症」と診断されました

そして先週、猫くんのちょっとした異変を感じたので、動物病院に電話をしてかかりつけの先生に予約を入れて今日の午後に動物病院へ行ったところ、尿路結石症が少し再発しているのが分かりました。

尿路結石症とは

尿路結石症とは、尿のpHバランスがくずれてアルカリ性に傾くことで、尿に含まれる「ストルバイト」や「シュウ酸カルシウム」が結晶化して尿管や膀胱や尿道に結晶や結石ができる、猫にはけっこう多い病気です。

症状としては、結晶化したものが尿路を傷つけてしまうので

  • 膀胱炎になる
  • 尿に血が混じる
  • 何回もトイレに行く
  • 尿が少しずつしか出ない
  • トイレで痛がりニャーニャー鳴く
  • 長い時間トイレにいるが尿があまり出ない

と言った症状がみられるとのこと。

ちなみに先生から聞いた話によると、寒い時期は運動量が減ったり水を飲む量が減ったりすることで、膀胱の中の尿が濃くなってしまって発症しやすいとのことで、この時期はなるべく水を飲んでもらえるようにするのが大事だそうです。

そして検査は尿検査、画像検査(超音波、レントゲン)で行い、「ストルバイト」も「シュウ酸カルシウム」も両方、基本的には尿石症用の食事(療法食)で治療して、早ければ1~2週間から1ヶ月程度で効果がみられます。

結石の大きさや数、種類によっては、手術が必要となるケースもあるそうですが、我が家の猫くんの場合は、幸いにも膀胱の中にストルバイトの結晶が出来ていたもののまだ固まって結石にはなっていない砂のような状態だったので、2022年の6月の時は1ヶ月間ほどストルバイトの療法食に切り替えることで、結晶は綺麗に消えてくれました。

猫くんの異変

猫くんの異変に気付いたのは、先週の中頃のことです。

猫くんがトイレに入っておしっこをするポーズ(狛犬のような座り方)をしたのに、おしっこをしないでトイレから出てきたので、おや?と思いました。

そして、その後に本当におしっこをしたのですが、その時はちゃんと時計で計っていた訳ではないので定かではないのですが、感覚として、何やらおしっこポーズが長いような気がしました。

そして先週の土曜日、普段であれば30秒もかからないでおしっこを済ませてトイレから出きていると思うけど、トイレに入っておしっこポーズをしたまま1分くらいトイレにいたみたいで、夫も「トイレ、長くない?」と異変に気付いて、「やっぱり様子がおかしい」となったわけです。

2022年にストルバイトの結晶が出来てしまって以降、健康診断や、ストルバイトとは別件で動物病院にお世話になったついでなど、定期的にストルバイトが再発していないか検査を続けていましたが、今日の検査でやっぱり、また膀胱の中に砂のようなストルバイトの結晶が出来てしまっているのが見つかりました。

ある意味「想定内」

でも、今回のストルバイトの結晶の再発は、ある意味「想定内」でした。

実は、2022年に初めてストルバイトの結晶が出来た時に、1ヶ月間ストルバイト対応の療法食オンリーに切り替えたことで、幸いにも綺麗に結晶が消えてくれました。

その後、先生のお話によると

  • ひとまずストルバイトの結晶が消えてくれたので、ずっと「療法食だけ」にする必要はないと思います
  • とは言え、猫ちゃんもそれぞれの体質でストルバイトの結晶が出来やすい仔もいるので、いきなり療法食をやめて普通のフードに切り替えるのは危険なので
  • 最初は「療法食9:普通のフード1」から初めて、それで大丈夫なら次は「療法食8:普通のフード2」「療法食7:普通のフード3」と言った感じで、どこまでなら普通のフードが大丈夫なのか探していくと良いと思います
  • あと、猫くんは便秘がちなので食物繊維が入った排便サポートのフードも少し加えると薬に頼らず便秘も解消できるので、療法食:排便サポートのフード:普通のフードの配分の割合を見てあげて下さい

とのことで、昨年の11月に定期検査を受けた段階では、「療法食5:排便サポート2:普通のフード3」くらいの割合であげていて、ストルバイトの結晶も無く大丈夫でした。

ちなみに、排便サポートのフードを先生から教えていただいた時の記事はこちら ⇩

そこから4ヶ月後の今現在、「療法食3:排便サポート3:普通のフード4」くらいの割合にして様子を見ていたところ、ストルバイトの結晶が再発してしまっていました。

つまり、昨年の11月時点の療法食5割合くらいがボーダーラインだったのではないか?と言うことが見えてきました。

出来ることなら再発しないようにしてあげるのが一番でしたが、一生療法食だけではなく、猫くんの食生活に少しはゆとりをもたせてあげられるものなら試してみる価値はあるなと思って少しずつフードの割合を変えて試していた結果ではあるので、ある意味「想定内」だったと言うわけです。

今後の治療

とは言え、ストルバイトの結晶が再発してしまったので、まずはこの1ヶ月間はしっかりと「療法食7:排便サポートのフード3」に切り替えて、様子を見ます

そして1ヶ月後に、再検査をすることになりました。

そこで、また綺麗に結晶が消えてくれていたならば、また少しずつフードの割合を変えて行って様子を見つつ、昨年の11月頃のフードの割合に近づけて行くことになると思いますし、もしも「療法食7:排便サポートのフード3」で結晶が消え切らなかった場合は、しっかりと「療法食だけ」に切り替えて、便秘対策はフードに振りかける食物繊維の粉末(一応サプリ?)で対応することになっています。

どうか、今回も結石になることなく結晶が綺麗に消えてくれますように

猫くんがとにかく元気で幸せに暮らして欲しいと願う、猫くんの父さんと母さんです。

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