今年も栗が出回り始めましたねぇ。
子供の頃は、秋の味覚の芋・栗・かぼちゃはさほど好きではなかったのです。
なんて言うかな、口の中の水分を持って行かれる感じとか、喉に詰まりそうな感じとかが、ちょっと苦手だった気がします。
でも、どうしてだか年齢を重ねるごとにどんどん美味しく思うようになりました。
なんでだろう?
もしかして私、熊に近づいていたりして。
冬眠前に栄養を蓄える、みたいな、そんな感覚?
丹沢栗
谷中の八百屋で、丹沢栗が手に入りました。
サイズはかなり大粒で立派です。
半日ほど水につけて下準備をしてから、栗の皮むきをしました。
栗は水につけておくと皮が柔らかくなって、茹でた後に皮がむきやすくなるのです。
数年前、栗の皮むき用ハサミを買いまして、これはこれでとても楽に皮むきができて便利ではあったんですけど、便利な道具を上回る私の不器用さで、皮と一緒にけっこう実も削れてしまってちょっと勿体無いような気もしたので、今年は包丁でチマチマと皮むきを頑張りました。
今では栗は美味しくて好きなんですけどねぇ~、いかんせん皮むきが大変なんですよね。
面倒くさがりな私には、栗は買うのも料理するのもちょっと思い切りのいる食材であります。笑
栗と手羽元の赤ワイン煮のレシピ
せっかく栗が手に入って、ちょうど冷蔵庫に手羽元があったので、そうなると私の選択肢は一択で、「栗と手羽元の赤ワイン煮」を作りました。
これがまぁ、本当に簡単なレシピのわりに、なんとも美味しい料理なのです。
唯一手間だなと思うのは、栗の皮をむくことだけです。
- 栗
- 手羽元
- ニンニク1片
- 塩
- こしょう
- 赤ワイン適量
- 油少々
基本、栗も手羽元も量はお好みでどうぞ。
煮込み用の赤ワインの種類もお好みではありますが、安価なもので十分です。
私はサントリーの「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」をいつも煮込み料理に使っています。
煮込んでもよし、飲んでも美味しい、ありがたいワインです。
= レシピ =
- 栗を半日水に浸けてから、茹でて、皮をむく
- ニンニクを摩り下ろす
- 手羽元に②の摩り下ろしニンニクと、塩・こしょうをまぶして、しっかり下味を付ける
- 油少々を入れたフライパンで手羽元に焼き目を付ける
- 手羽元が半分くらいまで浸かる量の赤ワインを入れて煮る
- 手羽元がしっかり煮えた頃に①の栗を加えて混ぜ合わせる
- 赤ワインの量が減って手羽元と栗を煮詰めたら完成
味付けはシンプルに塩こしょうとニンニクだけなんですけどね、これはいつ食べても美味しいです。
秋ならではの、幸せ度UPする一品。
カリカリに焼いたバケットと一緒に食べても美味しいですしね、我が家は昨日は赤ワインと一緒にいただきました。
うまうま(^^)
この時期ならではのお勧め料理です。
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