ちょうど昨年の今頃でしたね、私(我が家)が家計の管理を全くしていないことを友人に驚愕されたのは。
最初は「そない驚かんでも…」と思ったけど、ムンクの叫びみたいな友人のあの驚愕顔を見ちゃったら、薄々気づいてはいたけど気づかないふりをしていた己のズボラさをさすがに反省しないとマズイのかもと思って、図書館でお金の管理の本を数冊借りて読んでみたり、YouTubeで家計簿の作り方・つけ方・考え方なんかを紹介している動画を幾つか見てみたり、少し勉強してから、まずは家計簿を作るところから始めました。
そして、過去に2度ほど家計簿を挫折した経験のある私でしたが、自分なりに納得のいく家計簿のフォーマットを作成し、人生3度目の家計簿チャレンジ開始しました。
家計簿の疑問点
だけど、それから3ヶ月間、私にしてはめずらしく挫折することなく割としっかり家計簿をつけいたら、やってみたからこその疑問な部分が浮き彫りになってきて、家計簿のフォーマットの見直しが必要だなと感じるようになりました。
例えば
- この項目は日々の生活に必ず必要な「生活費」のカテゴリーではなくて、なくても生活出来るけど使っている「ゆとり費」のカテゴリーに入るのでは?
- カードで買い物をした場合、買い物をした日の日付で家計簿に残すか? それともカードの引き落とし日の日付で家計簿に残すか?
- 市で発行している商品券なんかを使う場合、商品券を購入した時点で一旦出費として家計簿に残すか? それとも現金が金券に変わっただけと考えて出費とはしないで、普通に買い物で使った時に出費として残すか?
- ポイントは収入とするのか? しないのか?
などなど疑問点が次々に出てきて、どうするのが自分には合っていて分かりやすい家計簿になるのかなぁ?としばらくモヤモヤと考えていたら、あやうく「ちょっと…メンドクセェ~…」といつもの私がひょっこり顔を出しそうになったので、「いかん、いかん、このままではいかんよ、私…」と自分に言い聞かせて踏みとどまり。
また挫折してしまうくらいなら、とりあえずはそのままの大体な感じでもいいから家計簿を続けた方がいいなと思って、昨年は年末まで最初に作ったフォーマットのままで家計簿管理を続けたのでした。
一番の問題は知らなすぎる私
そして今年に入ってから、カードや商品券での買い物は「買い物をした日」で記録を残すことに決め。
あとこれはちょっと邪道かもしれないのですが、ポイントでの買い物は「実際の出費が無い」ということで、家計簿に記録は残す必要はない(残さない)と決めました。
こいうして、何度か家計簿のフォーマットの手直しをしながら手探りな感じで1月~2月と続けてみて、私も徐々に家計簿と言うものに慣れてきたからだと思いますが、今度は自分の家計簿の不十分さを薄々感じるようになってきていたのです。
言うても会社の経理ではないし、私は几帳面な性格でもないから、毎月1円の誤差も許さないぞ!って感じで管理なんか出来ないので、まずは月々の収支がザックリ把握出来ればいいかなくらいに思っていて、実際、何となくだけど把握しつつあったので、それだけでも昨年の私に比べれば進歩してると思う。
だけど、何だろうなぁ~・・・全体が把握出来ていない、って言うのかな。
家計簿のレクチャーを色々見ているうちに、「家計簿とは、月々の収支だけではなくて、資産も負債ももれなく把握することが大事なんですよ」「そのうえで、自分の家計が今後どうなって行くのか知っておくことが、備えることにもなるのですよ」みたいなことを目にしました。
・・・なるほど。
なるほど、なるほど。
なるほど、なるほど、なるほど。
言っている事は、とてもごもっともだと分かるのです。
でも、実際のやり方が分からなぁーーーいッ!
資産?負債?全て把握?どうやって?分からなさ過ぎて「あぁ、私がお金の管理の仕方を知らな過ぎるんだな…」と気づいたのでした。
一粒万倍日に簿記の勉強を始めてみた
本やYouTubeで手軽にありがたい情報が手に入る世の中だけど、私にはそれを理解してちゃんと自分のものにしていく知識がないんだなと思って、何か少しでも参考になればと、とりあえず簿記の勉強をしてみることにしたのです。
今利用させてもらっているのは、無料で簿記や会計が学べるCPAラーニング。
参考までにホームページを添付しておきます。
ま、私の性格が性格なだけに正直どこまで続けられるか分からないことを考えるとですね、無料で勉強出来るのはとてもありがたいです。
参考書は買っても買わなくても大丈夫なようにしてくれていたけど、私は駅前の書店で買って勉強を始めました。
少し前から勉強してみようかなとちょっと思ってはいて、そんな矢先の今年の3月初日が大安の一粒万倍日とやらで「一粒の籾が万倍にも稔稲穂になる」ことに由来する日本古来の吉日とのことだったで、なにやら勉強を始めるにはちょうど良さそうじゃん!と一粒万倍日に後押ししてもらう感じで日商簿記3級の勉強を始めたのでした。
何となく今更感が否めませんが。
今度こそ何とか家計簿を続けたいと思っている50代です。
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