一昨年の秋~年末にかけて母が白内障の手術を受けたので、母の通院や入院の手伝いと、家事や料理が出来ない父の手伝いのために、私は自宅と実家(や病院)の往復をしましたが。
幸いにも母の手術や術後検査は年末ぎりぎりで無事に終わり、昨年のお正月は両親そろっていつもの暮らしに戻って問題なくむかえることが出来たので、昨年は私も新年の挨拶で実家へ行くことはありませんでした。
でも、今年のお正月は新年の挨拶で実家へ行こうと思っていたのですが、結局1月はなんやかやと忙しくて、新年の挨拶には行けないまま2月に入り、昨日やっと久しぶりに両親の顔を見に実家へ行ってきました。
大変ありがたいことに、両親は変わらず元気に暮らしてくれていました。
会話なども問題なく、歩くスピードもさすが毎日ウォーキングをしているだけあって早い早い。
病院も、母が目の経過観察のために通院しているだけで、それ以外は両親そろって全くお世話になっていないとのこと。
なんか、娘の私より凄いかもって思っちゃいましたね(^^;
でも、両親そろって80代に入り、見た目はさすがに高齢者って感じになっていました。
娘のひいき目とかではなく、同年代の人よりは見た目も動きも若く見えると思いますけど、それでもやっぱり、両親は確実に高齢者になってきていると感じました。
それに加え、コロナ渦前は「家を売って引っ越そうと思ってる~」と言っていた両親が、なぜだか?ぱったりとその話には触れなくなりました。
一昨年の母の白内障の手術で実家へ行った時にも「こっち(埼玉)へ引っ越てくる選択肢はある?」と聞いてみたけど、父から「行かない。」とキッパリ言われてしまいましたし。
両親は家(実家)をどうしたいんだろう?両親が元気なうちに今後の家のことを話したいけど…と思いつつも、私があれこれ口出しすると、まるで実家を早く売りなよと言っているように思われてしまうのも不本意なので、言うに言えません。
ところが昨日、私が母と台所でわちゃわちゃしている間に、父が夫に実家についての話をしたのだそう。
夫が聞いた父の話を要約すると、
家が古いから、売れるのは土地だけになると思う → 例えば、土地が2千万円くらいで売れたとして → 家の解体費をそこから引かれるうえに → 売れた価格の30%が税金で持っていかれるから → 残るお金は僅かになる → その後に、もしも入院や介護が必要になって、生活が苦しくなってしまうのが一番良くない
と言っていたらしいです。
帰宅してから夫にこの話を聞いて、「なんだ、父も色々と考えてるんだな」って思ったんですけど、でも、ちょっと疑問も出てきました。
私は不動産について詳しくないし、まだ何も調べていないので何とも言えない立場ではありますが、父が言う税金の話って、本当に合ってるのかな?と。
父も何かで調べたのかもしれないし、知り合いの人にそのような情報を聞いたのかもしれないので、絶対に間違いだとは言えません。
でも、もしも税金の話が父の勘違いで、お金が父が言うほど減らないのであれば、両親は古い家を手放すことも、新しい別の暮らしを考えることも出来るんじゃないかって思ったのです。
父がもっと先の老後の事を考えて今まさに動くに動けない状態になっているのならば、そこは選択肢を増やしてあげたいですしね。
私にどこまで出来るか分からないのですが、ここらでちょっと不動産の売却について調べてみようと思ったのでした。
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