母の白内障の手術(2回目:右目)が終わりました

現在の両親のこと

10月の上旬からバタバタしていた母の白内障の件ですが、先日12月6日の1回目(左目)の手術に続き、昨日12月20日に2回目(右目)の手術を終えて、本日、無事に退院しました。

母の視界も心もクリアに

今日のお昼頃、午前中に退院しているであろう母から何の連絡も無いので、一応心配になってこちらから電話をしたところ、無事に退院して帰宅したとのことでした。

今のところ視界に問題はないようで、一番ホッとしているのは母でしょうけど、私もひとまずホッとしましたし、母の通院にずっと付き添って手続きなどを行っていた父も、やっとホッとしていることでしょう。

「大丈夫だね?」と聞く私に、両目とも手術を終えてすっかり視界がクリアになった母は

「もう普通に色々見えるから。」

と、そんなに心配してくれなくても平気ですが、みたいな言い方をしていましたが

「いや、あなたが日常生活が一人ではおくれなくなるまで放置したから大変なことになっていたでしょうが…」

と思いつつ、もちろんそんな事を言えば一瞬で母の怒りに着火して爆発するのが分かっているので、とにかく母の話を聞くだけ聞いて、お疲れ様でしたと伝えたのでした。

たぶん母の中では「大変な事があったけど、頑張って乗り越えて、元気に復活した私!」くらいな感覚なんだと思います。

口ではそんなことは言いませんし、自覚もしていないでしょうけど、まるでそんな感じです。笑

今までなんだかんだ不安だったようですが、心配事から解放されて良くも悪くもいつもの調子に戻りつつある母は、視界だけでなく心までクリアになったようでした。

なにはともあれ、思いのほかしっかり視力が戻り、母の日常生活も不自由ではなくなって、本当に良かったです。

大変だったこと

母から「白内障っぽいから大学病院の眼科へ行って手術する」と電話がかかってきた10月上旬から、無事に手術を終えた昨日まで、約2ヶ月半ほど時間がかかったのですが、大変だったことが幾つかありました。

まず1つめは、母が私に電話してきた時には、かなり白内障が進行していたことでした。

母は「ちょっと景色が白くぼやける」くらいな感じで言っていたのですが、実際は既に一人で外出や通院も出来ないほどだったので、母が出かける時は父が必ず付き添わなければ移動も出来ないし手続きも出来ない状態でした。

そして2つめは、両親そろって病院に慣れていないことでした。

病院に慣れていないと言うことは、それだけ病院にお世話にならずに済んでいると言うことなので、それはそれでとても良いことではあります。

でも病院って、何かと色々な手続きが必要じゃないですか。

母の代わりに色々とやらなければならない父も、都度都度手続きの仕方が分からなくてイライラしたり焦ったりするので、母の付き添いの父に私が付き添うような感じになっていました。

そして3つめは、そんな手間取る父、私に教えてもらわなければスムーズに出来ない父に、母がイライラしたことでした。

母は今回ばかりは父に何かとお世話にならないとどうにもならない状況になっていると言うのに、そのことを棚に上げてイライラして、病院の待合室だろうが、病院帰りの駅前のデパ地下だろうが、ところかまわず周りの人に聞こえるように文句を言うので、それをなだめすかせるのが一苦労でした。

そして4つめは、父が家事が何も出来ないことでした。

今回の母の入院は片目ごとに1泊ずつだったので、私が幾つかの作り置き総菜や炊き込みご飯などを作って持っていったり、父が自分でおにぎりを買いに行ったりして食事はなんとかなりました。

でも、もしも母が長期入院だったら、毎日外食か買って来たお弁当では体に悪いでしょうし、洗濯も出来ないでしょうし、私は実家へ通い続けなければならなかったでしょう。

なのでこれは今回大変だったと言うよりも、今後大変なことになるかもしれないと分かったことでした。

そしてなにより5つめの、母の毒親気質です。

毒親って、なんだかんだ言いつつも、やっぱり毒親なんだなって思ったのです。

母の目がほとんど見えていないと言う状況が状況だっただけに、柄にもなく母はいかにも弱弱し気に振舞うのですが、私があれこれと入院の準備を手伝っても軽く無下にされたり、父に文句ばかり言っているのを見たりしたら、その弱弱し気な様子は不自由になっている自分を労わってもらうためのただの自己防衛なんじゃない?と思いたくなりました。

母は80歳になってもなお、父、そして娘の私に世話になったのではなく、振り回したのでした。

両親も私もそれぞれでゆっくりしよう

とまあ、色々と思うところがあった母の白内障の件でしたが、なにはともあれ無事に手術も終わり、母の目も不自由なくなったようなので、とりあえず年末年始は両親にはゆっくり過ごしてもらいます。

そして私も、母のお世話でと言うよりも振り回されて心身共に少し疲れたので(^^;一旦両親の事は頭から切り離して、夫と猫くんと一緒に年末年始をのんびり楽しみたいと思います。

たぶん母も、困った時は娘を頼る年齢になったのだと思いますが、目が治り不自由が無くなったので娘の私は一旦用済みになったみたいなので、お互いまたしばし離れて過ごしていた方が楽なんじゃないかなと感じます。

親子ですが、その時々で程よい距離でいることが、私たち親子にはベストなんだろうなと思ったのでした。

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