私は時々、誰かに見られているような感覚になることがあります。
「あ~・・・、今、誰かに見られている・・・」と感じる時は、だいたい寝ている時に起こります。
夜中に布団で寝ていると、何があったわけでもないのに急にふっと覚醒する時があって、目をつぶったまま意識だけが起きてしまうんですね。
そうすると次の瞬間、急に誰かがいるような気配がして、もうこの瞬間に恐怖が胸の奥からゾワゾワゾワッと湧き上がってくるような感覚があって、何とも言えない恐怖感に包まれてしまい「怖い・・・怖い・・・」と思っていると、その気配が私にグーッと近づいてきて、最終的にその気配は、私の顔の目の前ほんの2~3cmのギリギリの所まで顔を近づけてきて、そこでピタッと止まります。
でも私は、その気配に気づいて起きていることを悟られてはいけないような気がして、目を閉じたまま「南無阿弥陀仏・・・南無阿弥陀仏・・・」とか「南無妙法蓮華経・・・南無妙法蓮華経・・・」などと心の中で念仏を唱えているうちに、気付いたら朝になっているなんてことが何度もありました。
一方、夫は全くそのような体験をしたことが皆無な人です。
なので、いわゆる「霊感がある人」が夫を見たとしたら、もしかしたら夫は潔いほど全く霊感が無い人なのかもしれないし、もしくは、夫に付いてくれている守護霊さんがごっつい守護霊さんで変な存在を一切寄せ付けないでくれているのかもしれないなぁ、なんてことを想像したりしています。
なので私の感覚としては、とにかく夫がいれば安心、みたいなところがあったりするんですね。
それで、上記のように寝ている時に何かの気配が目の前まで寄ってきて、心の中で念仏を唱えているうちにスッと目の前から離れるんですけど、時々、本当に時々なんですけど、目の前からは離れてもまだ部屋の中にいると感じて恐怖感が消えない時があるので、そんな時は、「もしかしたら夫も巻き込んでしまうことになるかもしれないけど、もしそうなったら、それはゴメン!」と思いつつ、横の布団でスヤスヤ寝ている夫に、私はコアラが木にしがみつくがごとく真夜中にグワシッ!っとしがみ付いてみるのです。
そうすると、不思議なことに近くにまだいるように感じていた気配がフッと消えて、そのまま朝まで安全に眠れるのです。
いったい何なんでしょうねぇ、夫のこの謎のご利益は。笑
そして、実は今日も誰かに見られているような感覚になりました。
しかも、トイレの中でトイレ掃除をしている時にです。
こんなハッキリと起きている時に、しかもトイレの中でなんて、初めてのことです。
誰かに見られているような感覚がした瞬間「えっ?」と、思わずわずかに開いていたトイレのドアの方に目をやりました。
すると、当たり前ですが、誰もいない・・・と思いきや。
ドアの下の方に、二つの目が。
「お母ちゃん、ここはどこでしか?ここで何してるでしか?ボクちも入ってみようかな・・・」
と言わんばかりの顔で猫くんが黙って見ておられました(^^;
家の中で唯一、猫くんが入れない場所、それが、トイレです。
猫くんはこの扉の中がどんな場所なのか?気になって仕方ないみたいです。
でも、「入っちゃダメよ~」といつも言われているから、ちゃんと中には入らないで、こっそり黙って見ていたんですね。笑
猫くん、おりこうさんだね(*^-^*)かわいいね(*^-^*)
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