まだ私が過労でダウンして仕事を辞める前のことなので、もう10年くらい前になりますかね。
仕事をしていた頃の私は、朝起きた瞬間から時間との闘いが始まるような生活でした。
朝起きてすぐに朝食を作り、朝食を食べ、夫婦2人ぶんのお弁当を作り、先に夫を会社へ送り出してからシャワー浴びて自分の身支度を整えて、洗濯機を回し、先代の愛犬の朝のお散歩に出て、愛犬や鳥たちのエサと水の準備して、洗濯物を干して、ベランダの花の水やりをして、飛び出すように家を出て会社へ向かい、朝から一分一秒を争うくらいドタバタでしたし。
仕事が終わっても、帰りにスーパーで買い物をして帰宅して、洗濯物を取り込んで、晩ご飯の支度をし、夜の11時頃に愛犬の夜のお散歩を兼ねて駅まで夫をむかえに行き、日付が変わるか変わらないかくらいの時間に晩ご飯を食べ終える頃には、もうグッタリでしたね。
子供がいないのにこんなに時間に余裕のない日々だったというのに、クレヨンしんちゃんの母のみさえときたら、早起きし素早く着替えて朝ごはんを作って、夫と手がかかるしんのすけを起こして朝食を食べさせて、寝ぼけているしんのすけを手際よく幼稚園の制服に着替えさせて、夫を会社へ送り出した後に、妹のひまわりをおんぶ紐で背負ってしんのすけを自転車のベビーシートに乗せて、電動機が付いていない自転車で坂道をえっさほいさと登って幼稚園までしんのすけを送っているのをアニメで見たら、みさえの凄さに驚愕して頭が下がる思いでした。笑
そんな慌ただしい日々を過ごしていたのもあって、仕事のお昼休みの後にお腹が満腹になると、自分では制御できないほどの鬼のような睡魔が襲ってくるのが常でした。
放っておいたら勝手に目が閉じてしまうのです。
なので、私はいつもそのタイミングで珈琲を飲むようにしていました。
私は子供の頃から紅茶や緑茶は飲んでも何てことないのに、珈琲だけは、飲むと目が冴えて、夜になっても眠れなくなってしまう傾向にあったからです。
つまり珈琲は私にとって、学生の頃は試験勉強の時とか、仕事中に眠くなった時の、眠眠打破レベルの強制眠気飛ばしにうってつけの飲物だったのです。
珈琲のカフェインは最強で、若い頃はどれだけ助けてもらってきたことか。
そして、10年ほど前に勤めていた会社でも、相変わらず珈琲で強制眠気飛ばしをする日々を送っていたのですが・・・
若い頃はいつでもどこでも寝れるのが良くも悪くも私の特技でしたし、眠くて眠くて苦労はしたけど、眠れなくて苦労したことは一度もありませんでした。
それなのに、仕事や日々の忙しさで体は疲れていてもなかなか寝付けなくなり、もともと眠りは浅い方でしたが拍車をかけて眠りが浅くなって、うとうとしても目覚ましが鳴る前の早朝には勝手に目が覚めてしまい、全く寝た気がしないほどになってしまいました。
なんだ?(◎_◎;)この私が寝れないだと?(◎_◎;)
眠れない苦しさを味わったことが無かったので自分でもビックリしましたし、翌日も忙しい1日が待っていて仕事もあるのにこのまま寝れなかったらどうしよう…という不安が襲って来て、眠れないことへの恐怖感も感じるようになってしまいました。
そんなこんなで、やっぱり良い睡眠が足りてないと、何だか他愛もない日常生活の中でもイライラすることが増えてしまったりして、これは良くないなと人生初めて睡眠について見直しをしようと思い、ネットで睡眠について少し調べてみました。
すると、とあるブログに辿り着きました。(今はどのブログだったか分からなくなってしまいましたが…)
ご自身が睡眠障害を経験された方のブログで、睡眠の改善をしたい人に向けて経験を元に色々とアドバイスを書かれていたので、とても参考になりました。
要点だけを箇条書きにすると
- 不眠や睡眠改善のために病院へ行くと、医者は睡眠導入剤とか睡眠薬を処方してくれ、確かに薬を飲めば眠れるようになるそうなのですが、でもそれでは、薬で強制的に寝ているだけで根本的な睡眠改善にはならない。
- 治したいなら、時間が必要。
- 出来ることなら、眠くなったら我慢しないできちんと寝ること。たとえそれが昼間であろうと、眠くなったら寝て睡眠を取ること。
- 怠け者だなんて思わずに眠気を我慢しない日々を送っているうちに、体がちゃんと「睡眠足りてきたな。」っと判断すると、昼間に眠くなったりしなくなる。
- そして、夜にしっかり眠れるようになり、増々昼間に眠くなりにくくなると言う良い循環になる。
- カフェインは取らない。カフェインを取らないようにすると、個人差はあるでしょうが、2週間くらいから睡眠の質が良くなるのを大なり小なり実感出来るでしょう。
とのことで、なるほど~なるほど~ともの凄く腑に落ちて、カフェインについても意識しようと思いました。
そんなわけで、以前はよく紅茶を飲んでいて、眠気を飛ばす時に珈琲を飲んでいましたが、この時から毎日がぶがぶ飲むお茶は麦茶・はとむぎ茶・ルイボスティーとノンカフェインのお茶を飲むようにして、珈琲や紅茶はおやつの時とかカフェに行った時だけ時々飲むようにしました。
そのおかげか、この時の眠れない問題は程なくして改善されて、目覚ましを止めて2度寝をするまで睡眠の質が改善し(←と言うか、元の自分の睡眠に戻った)、2度寝した私は夫にチョップをくらって起こされるまでになりました。
でも、たかが睡眠、されど睡眠、睡眠って大切なのねと身に染みて以来、私は年齢を重ねるごとにカフェインとの付き合い方も「自分に合った付き合い方が出来ているかな?」と時々気に止めて自分の体に問いかけてみたりしています(*^-^*)
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