先日の10月10日、実家から急に電話がありまして、何やら母の目が白くぼやけて見えにくくなったから大学病院の眼科へ行くとのことで、翌日の11日に私も付き添いのために久しぶりに地元に向かいました。
最初の診察は近所の眼科で
11日の朝、母が行くことにした大学病院がある駅(実家の隣駅)で両親と私は集合してから病院に向かいました。
おそらく目の症状からして白内障だろうと予想して、白内障の手術の症例数の多い病院を調べたところ、幸いにも実家から近い隣駅の大学病院が紹介されていたため、そちらへ行くことにしたのだと聞きました。
そして大学病院に到着し、受付を済まそうと総合受付へ行ったのですが
「紹介状が無いと、初診の受付は出来ません。」
とのことで、両親と私は大学病院を後にして、ひとまず実家の最寄り駅まで戻り、駅前にある評判の良さそうな眼科へ行って診察を受けたのでした。
そして結果はやはり、白内障とのこと。
しかも、かなり症状が進行している白内障だったため経過観察とかにもならず、その日のうちに先生からは手術を勧められて、紹介状も出していただけました。
これでやっと、大学病院で受診する準備が出来たのでした。
大学病院の眼科を受診
翌日12日は、準備した紹介状を持って、父だけが母に付き添って大学病院の眼科へ行きました。
なので私は、午後3時半頃になってから、両親ももう大学病院から帰ってきて、お昼ご飯も食べ終わって、今頃ホッと一息ついて落ち着いた頃かな?と思って、こちらから実家に電話をかけてみました。
すると、呼び出しのコール1回ですぐに電話に出た母。
はっ、早い!?
なんと、「ちょうど今!たった今!帰ってきたところなのよっ!」と、玄関で靴を脱いだタイミングで私から電話がかかってきたとのことでした。
朝から大学病院に行ったものの、やはりも患者数も驚くほど多くて診察まで長時間待つことになり、やっと帰って来れたと声も疲れてグッタリと言った感じでした。
やっぱり大学病院って、近所の病院とは桁違いにたくさんの人が来るんですねぇ。
紹介状も無く、とても軽い症状の人まで大学病院に来たとしたら、さらに凄い数の患者さんが大学病院に押し寄せてくることになってしまうでしょうし、重篤な患者さんを速やかに対処出来なくなってしまうから、紹介状はやっぱり必要なんだろうなと思ったのでした。
そしてその日は、大学病院の眼科としては「初診」と言うことで、前日に実家の近所の眼科で検査したのと同じような検査を大学病院でも改めてして、母の眼の状態を確認したそうです。
そして、今後の検査の流れや、手術の日程などの説明も受けてきたとのことで、私も今後の日程を教えてもらいました。
それまでの白内障の手術のイメージ
ここでちょっと話は飛びますが。
私はこれまで親戚や身近な人で白内障の手術を受けた人がいなかったものですから、白内障についてあまり詳しいことは知らなくて
- 白内障は手術で治せるんだよ、とか
- 手術も15分とか20分程度ですぐに終わるらしい、とか
- 入院もせず日帰りせ済むらしいよ
くらいな、ざっくりとした認識でした。
なので、白内障で手術をすると言っても
「普通に眼科を受診して検査して」 → 「手術の日を決めてもらって(予約を入れて)」 → 「予約を取った日時に病院へ行って」 → 「15分とか20分で手術して」 → 「少し病院で様子を見ながら休んでから」 → 「付き添いの家族と当日のうちに帰宅できる」
くらいなものなのかと思っていたのです。
そして実は母自身も、白内障の手術は簡単に終わると思っていたらしく、なんだったら私と父が付き添って大学病院へ行った11日のその日のうちに
「検査を受けて」 → 「白内障の診断を受けて」 → 「ちゃちゃっと手術を終えて」 → 「帰宅する」
みたいなつもりでいたようなのです。
さすがに私もその日のうちに全てが完結するとは思ってはいませんでしたけどね、どちらにせよ、白内障の手術は私や母が思っていたほどは簡単な話ではなかったのでした。
白内障の手術の日程
白内障の手術自体は何時間もかかるようなものではなくて、片目でだいたい15分程度で終わるそうです。
ただし、比較的簡単ではあっても手術は手術ですから、手術前には
- 身体の他の部分に問題はないか?手術しても大丈夫な身体か?を確認するための検査をしたり
- 目に入れるレンズを決めるために先生と患者本人と話し合いをしたり
- 手術前にビデオを見ながら手術の説明を受けたり
- 身体の検査結果についてや、手術について、家族も同伴で先生から説明を受けたり
- 手術前日にPCR検査を受けたり
と、色々と手順を踏んでからの手術になります。
ちなみに母の白内障の手術までのスケジュールは
- 10月12日に、大学病院で初診で診察を受けて
- 11月7日に、身体の検査と、ビデオを見ながら手術の説明を受けて
- 11月21日から手術の日までの2週間、事前の毎日の検温開始
- 11月27日に、家族同伴で先生から説明を受けて
- 12月5日、手術前日のPCR検査
- 12月6日、入院・手術(片目)
- 12月7日、朝食後、10時退院
- 12月19日、手術前日のPCR検査
- 12月20日、入院・手術(片目)
- 12月21日、朝食後、10時退院
このような予定となっています。
実は、大学病院へ行った時に「紹介状が無いと受診できない」と分かった時に、ならばいっそこのまま手術施設のある眼科専門の大きな病院まで行こうか?と父は考えたようなんですね。
でも、家から1時間以上かかる遠さだったのと、目がよく見えていない状態の母が通院するなら近い方が良いだろうし、大学病院であればなんだったらタクシーでも通える範囲だったので
「やっぱり近い方が良くない?」
と、大学病院にしておいたのですが、これだけ何度も通院すること分かった今となっては、この判断は正解だったなと思ったのでした。
なにはともあれ、これで母の目が良くなる段取りは付いたので、ひとまずホッとしています。
そして最後に、これは母とは関係のない話ですが、10月と11月は私自身が人間ドックや市のがん検診も幾つか受ける予定が入っているので、個人的に今年の年末までは母の目の治療も含めて病院通いが続いてしまうことになりました。
私の知人は、病院が好きだと言っていました。
「だって、早めに悪いところが分かればすぐに治せるから(^^)」
だそうで、確かにそうなんですよね。
早期発見、早期治療、ごもっともだなと思うのです。
でも私、やっぱり病院は好きになれないんですよねぇ。
これまで病院には良い印象がないままこの歳まできてしまったもので。
なので、母の付き添いであったり、自分の健康を守るための健康診断とは言え、病院通いが続いてしまうのって、ちょっぴりストレスです(^^;
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