マンション暮らし20年の私が思うマンションのメリットとデメリット(メリット編)

【日々の暮らし】

私は物心ついた頃には今も両親が暮らしている実家である一軒家での暮らしだったので、一軒家の暮らしの良し悪しみたいなものは、私も両親の生活を見ていて何となく分かっていましたが、集合住宅の暮らしの良し悪しは未知の世界でした。

そんな私が、我が家が住んでいるこのマンションで20年暮らしてみて感じたマンション暮らしのメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。

あくまで我が家が暮らすマンションについての私の感想なので、マンション暮らしの世の中の皆様全てが同じ状況なんてことはあり得ませんが、「へぇ~、なばなの暮らすマンションってそんな感じなんだねぇ~」くらいな感じで読んでいただいて、これから集合住宅での生活を検討されている方のちょっとした参考になってくれたら幸いです。

今日はまず、私が思うマンション暮らしの「メリット5選」をご紹介したいと思います。

私が思うマンション暮らしの「メリット5選」

気密性

私の実家は木造2階建ての一軒家で、私の部屋は西向きの2階にあったのですが、ここがまぁ~、過酷な環境の部屋でした。

まず一軒家って、ほとんどの部屋がどこかしらの家の外壁に面しているので外気の影響を受けやすくて、2階の私の部屋なんてのは天井の上は屋根ですから、真夏は照り付ける太陽で焼けた屋根から来る天井の暑さ、南向きと西向きの窓から差し込む日差しで暑さが厳しく、冬になれば木造一軒家ならではの気密性の無さで、部屋の中なのに吐く息が白いと言う寒さでした。

それに比べてマンションの部屋と言うものは、気密性がとても高くて、それだけで一軒家の冬の寒さを知っている私からすれば冬でも温かく感じますし、実際、暖房を点ければ温かい空気が逃げにくく、冷房を点ければしっかり冷えてくれて、外気の影響を受けにくい、それだけでだいぶ快適です。

そして、戸建ての実家で暮らしている時は、家の外の音(例えば車やバイクが通る音とか、人の話し声とか)が窓を閉めていても当たり前のように聞こえていましたけど、マンションは窓を閉めてしまえばほとんど音は入ってこなくて静かなもんです。

このマンションに入居した時、真っ先に「なんてありがたい!」と思ったのは、部屋の気密性でした。

宅配ボックス

そこそこ世帯数が多いマンションなので、それだけ日々このマンションに配達される荷物の量も相当なものでしょうから、1階に宅配ボックスが設置されています。

この宅配ボックスのおかげで、

  • 配達の人は届け先の家が留守の時は荷物を置いて行くことが出来るし
  • 受け取る側も帰宅してから再配達の連絡をしなくて済むし
  • いつでも自分で荷物を取り出せるのでとても楽です

再配達を頼むと、例えば午後の16時~18時でお願いしたとしたら、絶対にその時間は家にいないといけなくなるじゃないですか。

もしかしたら16時きっかりに来てくれるかもしれないし、18時ギリギリになるかもしれないし、分からないからその間ずっと待っているのってけっこう大変なので、時間に縛られないってありがたいです。

ゴミ捨て

マンションのゴミステーションは1階にあって、住民は自宅の鍵でゴミステーションの鍵も開けられるようになっているので、外部の人は勝手にゴミを捨てに来ることも出来ないですし、逆に外部の人に荒らされることもありません。

ゴミステーションの中は、かなり細かくゴミを分別するようにブースが分かれているので、ゴミを捨てる住人もきちんと分別しさえすれば、365日24時間、いつでも、どんなゴミでも、捨てることが出来るので、とても楽でありがたいです。

粗大ごみも、コンビニで1枚300円で売っている「粗大ごみ処理手数料納付券」を貼れば、昼間にマンションの管理人さんがいる時間であればいつでも出せる(ゴミステーションの横に粗大ごみを置いておけるブースがある)のです。

ゴミステーションの掃除は清掃会社の人が毎週定期的に行ってくれているので、世帯数が多くて出るゴミの量も決して少なくはないマンションのゴミ捨て場なのに、全く臭いが気にならないほど清潔に保たれているのも良い点です。

24時間有人管理

我が家が暮らすマンションは24時間有人管理です。

管理室に警備会社の方が24時間交代でいて、昼間はエレベーターホールに立って警備をしてくれていたり、時間によってはマンション内や敷地内を歩いて警備してくれているので、安心感があります。

そして昼間は警備会社の人とは別に、管理人さんがマンションの管理業務をしてくれています。

なので、住居のことや近隣住人のことで何か困ったことがあっても、まずは管理人さんに聞いてみたり話をしてみたりすれば対応してくれることがほとんどなので、意外と住人同士が直接干渉し合わなくて済んだりするのは、分譲住宅で簡単に引っ越しも出来ない身としては、ありがたいなと感じます。

階段が無い

私の実家は、門から玄関までに階段があり、家も2階建てなので家の中にも階段があります。

今は幸いにも両親は足腰も元気で問題なく暮らせていますが、今後、年齢と共に階段の上り下りが厳しくなていったら、両親は2階に上がれないばかりか、家にすら入るのも厳しくなってしまうでしょう。

そしてそれは両親ばかりではなく、私たち夫婦だって必ず年老いていくので、老後に階段やちょっとした段差は、デメリットになるんじゃないかと思うのです。

子供がいたりして将来面倒を見てくれる人がいれば話は別でしょうけど、私たちのように子供のいない夫婦は、老後にデメリットになるようなことは回避できるならしておいた方がいいなと思っています。

その点では、このマンションはバリアフリーになっていて、マンション入り口も部屋の中も段差がなく、実際に車椅子の方も何人か住まわれているので、安心だなと思っています。

入居した時は「バリアフリーなんだなぁ~、へぇ~」くらいの感じでしたけど、50代になって改めて思うバリアフリーのありがたさです。

住まいが戸建てでもマンションでも、後からバリアフリーに工事し直すのも大変ですしね、最初からバリアフリーなのはメリットだなと感じています。

 

さて今日は、私が思うマンションのメリットについて書かせていただきました。

どうでしょう?なにか「参考になったぁ~」「へぇ~そんなことあるんだ~」なんて思っていただけていたら嬉しいのですが。

そして続いて明日は、私が思うマンションのデメリットについてご紹介したいと思います。

また好き勝手に色々と書かせていただきますが、よろしければ、ぜひ(^^)

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