今から2年半くらい前になりますが、私は謎の腹痛が続いていて、人生で初めて胃カメラと大腸内視鏡検査と腹部のCT検査を受けました。
覚悟を決めて受けた検査
まだ世の中的にはコロナ渦で、出来ることなら病院へは行かない(近づかない)に越したことはないよね~と言った感じの頃だったのですが、それでも私がわざわざ病院へ行こうと思ったのは、「原因の見当が全くつかない謎の痛み」だったからです。
激痛ではないものの、例えば、ずっと胃のあたりが痛ければ「胃が弱ってるのかな」とか、下腹部が痛ければ「女性特有の痛みなのかな」とか見当がついたりしますけど、痛みが出る場所が日々変わり、見当の付けようもありませんでしたし、しばらく様子を見ていても、痛む場所は変わるけど毎日どこかしらが痛んだので、様子を見ていてもらちが明かないなと思いました。
腹部の色んな場所が痛くなるなんて、何かの内臓の病気かもしれないと思ったんですよね。
なので、コロナはコロナで大変な時期ではありましたけど、体調不良を放置しておくわけにもいかないので、思い切って近くの総合病院を受診しまして、胃カメラと大腸内視鏡検査と腹部のCT検査を受けることになりました。
そして検査を受け終わり、検査結果を先生から聞く時も、私は「悪い結果かもしれない」と言う怖さ半分で覚悟を決めて、先生の話に耳を傾けました。
でも、結果は幸いにも、問題無し。
腹部が痛む原因も、痛む場所が移動する理由も分からなかったけど、とにかく、問題無し。
内心はドキドキでしたので、問題無しと聞いた瞬間は本当にホッとして、少し呆然としてしまったくらいでした。
検査のことを母に話してみた
そんなこんなで、検査結果が出てホッと一安心した翌日のことでした。
夏のご挨拶代わりに実家へ送った野菜や果物やお肉が届いたと、母から電話がありまして。
そして、ちょうどこちらも両親が送ってくれたそうめんと桃が届いたところだったので、お互いに「どうもありがとね~」とお礼を伝えあって、そのままちょっと雑談になったので
「そう言えば昨日ね、胃と大腸の内視鏡検査を初めて受けてきたんだぁ~」
「胃カメラは鼻からだったんだけど、検査の後に鼻血が出ちゃって、出血がかなり酷くて大変でさぁ~」
っと話したところ、母は
「ええ?鼻の中傷つけられちゃったの?嫌ねぇ~」
と、一言だけ反応したものの
「お父さんも鼻血出ちゃってね(あーだこーだあーだこーだ、長いので以下省略)、大変だったのよぉ。」
・・・・・そっか~、びっくりしちゃったね、でも何でもなくて良かったね。
「あとね、18日に2回目のワクチン受けに行ってきたのよぉ。でね、熱も出ないし頭痛もないけど腰痛が(あーだこーだあーだこーだ、長いので以下省略)、もうしばらく安静にしておくわぁ。 」
・・・・・そうだね、2回目のワクチンの時の方が副作用が出がちだって聞くから、もうしばらく安静にしておいた方がいいね、うんうん。
っとまぁ、穏やかに会話を終えた感じにはしましたけど、ハッハッハ~、やっぱり母は変わらないなぁ~と思ったのでした。
娘本人のことは興味は無い母
まず、娘が胃と大腸の内視鏡検査をしたとだけ聞いて、母は「どうしたの?体調悪いの?」と心配するでもなく、「結果は大丈夫だったの?」と身を案ずるでもなく、「検査は平気だった?」と気遣うでもありませんでした。
百歩譲って、こうやって電話で話しているんだから大丈夫だったんだろう、と思ったとしても、鼻血が大量に出てしまったことすら、すぐに自分たちの話に切り替えて、自分たちの話ばかり延々として、話したいことを話したいだけ話して電話を切る。
もう今更で分かっている事でしたけど、母にとっては私のことは全く興味が無いんだなぁ~って、改めて思ったのでした。
私が実家にいた頃の母の私への執着は
- 母は何でも言うことをハイと聞く人形とか家来が欲しかっただけ
- 何としても私を母にとって従順な存在にしたかっただけ
- 大事なのは自分のことだけ
であって、人形や家来である娘本人のことは、全く興味は無いのです。
これが、「毒親の本質」です。
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