勝手にホラー

エッセイ

私は先日、いつも利用している図書館のホームページの「自分のページ」にログインするパスワードをうっかり忘れてしまいました。

さて困りましたぞ・・・

とりあえずホームページのQ&Aのページで調べてみたところ、図書館の利用者カードを持って直接図書館の総合案内カウンターまで行けば新しいパスワードに変更してもらえるとのことで、所用で出かけた帰りに、借りていた本の返却ついでに図書館へ寄って、手続きをしてもらいました。

総合案内カウンターでは、私の利用者カードに仮のパスワードを発行してくれたので、その日も本を仮パスワードで借りることが出来ましたし、帰宅してから自分のパソコンでその仮パスワードを使って図書館のホームページに一旦ログインしてから、新しいパスワードに自分で変更する流れで、手続きとか面倒くさいのかな~?と思っていたのですが拍子抜けするほど簡単に済んでくれて、とてもありがたかったです。

新しいパスワードも、しっかりメモっておきました。

これでまた本の検索や予約がネットで出来ます…ホッ。

 

ところで、仮パスワードを発行してもらったこの日も私は本を借りて帰ってきたのですが、ちょっとドキッとすることがありました。

 

まずは、借りたい本がある本棚の場所を調べるために、検索機(パソコン)で調べて本棚の場所を確認してから、膨大な本棚の中に歩いて行きました。

そして、この辺りだなと思われる本棚と本棚の間をウロウロして本を探していたのですが、なかなか見つけることができませんで、私の身長より30cmくらい高い本棚の、上の棚の方から本を探し始めて、次に上から2段目の棚、次に上から3段目の棚と言った具合で探していって、ついに下の方の棚までいって、本を探すためにしゃがんだところ・・・

本棚のちょうど反対側でも女性がしゃがんで本を探していたようで?本と本の間から目がバッチリあってしまいまして。

予測していなかった不意打ちに、私はほんの一瞬

「(゚Д゚;)ハッ!」

ってなってしまって、あからさまに驚いた顔になっていたと思われます。

そして、反対側の女性はそんな私の様子がおかしかったのか?半笑いのままフェードアウトするかのように姿を消して行かれました。

驚いてしまって、申し訳なかったなぁ(^^;

と思いつつ・・・ふと、こんな想像をしてしまいました。

人も多くない平日の昼間の静かな図書館。

本と本の間から目が合ったその人は、本当に人間だったのだろうか・・・?

勝手に驚いて勝手に想像した「勝手にホラー」な図書館の出来事でした。笑

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