先日「みどりの日」に、旧古河庭園の「春のバラフェスティバル」へ行きました!
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旧古河庭園
旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)は、東京都北区西ケ原にある都立庭園です。
元々は、鉱山経営で財をなした古河財閥当主の「古河虎之助男爵」の邸宅で、今は国有財産であり、東京都が借り受けて一般公開している庭園です。
洋館と洋風庭園の設計者は、旧岩崎邸庭園洋館・鹿鳴館・ニコライ堂などを設計した英国人「ジョサイア・コンドル博士」で、石造りの洋館は重厚でとても美しく素敵です。
そして、旧古河庭園はバラの名所としても有名で、洋館から見下ろす洋風庭園には約100種200株ものバラが咲き誇り、さらにその先には、京都の著名な庭師「七代目小川治兵衛」作庭の日本庭園が広がっているので、和と洋の両方の庭園を一緒に楽しめるのです。
洋館と洋風庭園は大正6(1917)年に、日本庭園は大正8(1919)年に完成したのですが、その4年後の大正12(1923)年に関東大震災がありました。
その際、虎之助は邸内を開放して救護所等を開き医療団に負傷者の診療に当たらせたほか、敷地内にバラック住居86戸を建て避難者524人を収容し、妻の不二子も看護や避難女性の支援に尽力したとのこと。
建物も立派なら、住んでいた方もご立派で、頭が下がります。
ちなみに余談ですが、旧古河庭園から一番近い駅は
- JR京浜東北線「上中里駅」 から徒歩7分
- 東京メトロ 南北線「西ヶ原駅」 から徒歩7分
のどちらかになりますが、上中里駅からだと蝉坂と言う長い坂をえっちらおっちらと上がって向かうことになるので、西ヶ原駅から向かった方が平らな道で楽だと思います。
もちろん私も西ケ原駅から向かいました。笑
春のバラフェスティバル
そして、旧古河庭園では毎年この時期になると西洋庭園のバラが見頃をむかえ、「春のバラフェスティバル」が開催されます。
東京都建設局のホームページによりますと
- みどりの日 (5月4日)
- 都民の日 (10月1日)
は、都立庭園は無料公開日とのことで、対象施設の入園料が無料になるので(※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、予定は変更となることがあります。)、私もみどりの日に訪問させていただきました。
ありがとうございました。
ちなみに、通常の入園料は
- 一般 150円
- 65歳以上 70円
- 小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
となっております。
そして、今年の「春のバラフェスティバル」の開催期間は
- 令和6年4月26日(金)~6月30日(日) 9時~17時(最終入園は16時30分)
です!
バラの写真
最後に、たくさん撮ったバラの写真を、よろしければご覧くださいませ~
万葉
メリナ
緑光
春芳
サマー・ドリーム
ヘルムット・シュミット
最後は、私が一番好きなバラ。
琴音
バラも庭園も建物も素敵な旧古河庭園、お勧めです(^^)
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