「とりあえずビール!!!」
暑い夏になると、いつにも増して言ってみたくなるセリフなのですが、残念ながら私はこのセリフを1度も言えたことがありません。
なぜなら、飲めなくはないけどビールはあまり得意ではないからです。
仕事帰り、汗をかきかき涼しい居酒屋に入って、当たり前のように「とりあえずビール!」とビールを注文し、泡モコモコの金色の液体をグイグイと一気に飲み干して「ぷはぁーっ(≧▽≦)」とか言っている人を見ると、心底「美味しそうだな」と思うのです。
本当に羨ましく思うのです。
だけど私には、その美味しさが分からないのです。
ビールが得意ではない理由
なぜ私がビールをグイグイ飲めないのか?
それは一言で言うと、苦いから。
よくビールは「のど越し」とか言うけど、のど越し云々の前に、味が苦いから。
子供の頃は食べられなかった納豆が大人になったら美味しく食べられるようになったように…
日本酒が美味しいと思うきっかけとなった日本酒に出会えたように(参考記事「酒亭どんこと亀泉酒造 純米吟醸生原酒 CEL-24」)…
ビールの苦さが美味しいと感じる日が来るに違いない!と思っていたのですが。
やはり、ビールは苦いまま50代になってしまいました。
私の非常に残念なことの1つだったのです。
何とかしてビールを飲みたい!
ただですね、「ビールを美味しく飲める」と言う人生の楽しみの1つを見す見す放棄するのは勿体無いと思うので、何とか美味しく飲めるようになりたいとあの手この手で試していまして。
その一番最初は、渋谷駅近くにあった居酒屋でアップルビールと言う、簡単に言えばリンゴジュースとビールをミックスしたビールからチャレンジして、これはとても美味しく飲めました。
その次に飲めるようになったのは、ビールをジンジャーエルで割ったシャンディガフ。
やはり私は、少し甘みが加わるとビールも飲みやすく感じるようでした。
そこで、唯一の飲み友達に付き合ってもらって行ってみたのは、ヱビスバー上野の森さくらテラス店。
ヱビスバーはビールの種類も豊富だし、私みたいに少し甘みがないとビールが飲めない人にも嬉しい特製ビヤカクテルがあるので、ありがたいお店だと思ったのです。
それに、ビアカクテルの種類は10種類、その他にビネガーとフルーツのコラボしたビアカクテルなんてのも数種類あって、私でも楽しく選んで美味しく飲めて嬉しかったです。
そして今は湘南ゴールド
こうして着々とビールを飲む練習を重ねた私は、今、 最も飲みやすく美味しいと思えるビールに出会いました。
そのビールは、サンクトガーレンの「湘南ゴールド」です!
4月14日ー9月末 の 春夏限定販売 のビールなのです。
神奈川県が12年もかけて開発した幻のオレンジ「湘南ゴールド」を使ったビールで、湘南ゴールドは他のオレンジ類を圧倒する華やかな香りで“まるで香水のよう”と言われるほどだそうです。
その香りを最大限にビールに活かすため、果汁だけではなく皮も実も丸ごと果実を使用したのだとか。
なので、分類としてはフルーツビールになるんですね。
華やかな柑橘の香りと皮のほろ苦さが程よくビールに合っていて、あまりビールが得意では無い私がカクテルのような甘さは無くても美味しく飲めるくらいフルーティーなところが、湘南ゴールドパワーなのでしょう!
柑橘の香りが良くてスッキリしていて、夏にピッタリなビール。
これは美味しい。
私の今年の夏のビールはこれで決まりです。笑
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