不自然なほど出発の時からずーっとトラブル続きだった旅行の苦い思い出の話、今日は(後編)です。
今日も、延々ボヤきますよ~、ひたすらボヤきまくりますよ~、ちゃんと先に言ったんだかんね、そこんとこよろしくね。(←今日も原田宗典さんのパクリ(笑))
事故る
何だか色々なダメージを心に受けた旅行となってしまいましたが、「お家に着くまでが旅行だよ!」「帰ったら愛犬が待っているよ!」と自分に言い聞かせ、帰りの道中もハンドルを握って車を走らせていました。
そして、とあるICの料金所まで到着した時のことでした。
この旅で私はETCカードを持って来るのを忘れてしまったので、現金払いが出来るレーンへ入り、軽トラックの後ろに並んで停車して順番を待っていました。
その時に、カーナビが「料金は〇〇円です」と伝えた金額と実際の金額が違っていたので、助手席の夫に「あ!金額が違うからお金準備して〜」と伝えてソチラに気を取られて、ブレーキを踏む足が緩んで車がソロソロと動いてしまい、前の軽トラに・・・コツン!
いわゆるクリープ現象による追突事故を起こしてしまったのです(◞‸◟)
免許を取ってから初めての事故だったため、一瞬呆然としてしまっていたら、すかさず前の軽トラの運転手さんが運転席の窓に手をかけて半身を乗り出すような形で振り返ってこちらを睨んできたので、急いで頭を下げました。
そして、料金所の方の指示で料金所脇の駐車スペースで停車し、軽トラの運転手さんに謝って、警察に連絡を入れて到着を待ち。
その間に、レンタカー会社にも連絡を入れ、レンタカー会社で入っていた保険会社の方にも連絡をして、警察が到着してからは警察官から事情聴取を受けました。
ただ幸いな事に、車を加速してでの追突ではなかったので、軽トラの運転手さんが警察官に「救急車呼びますか?」と聞かれていましたが即答で「いえ、大丈夫です。」と答えていましたし、もちろん私たちも怪我はしていませんでした。
そして車も、私が運転していた車はコインで少し引っ搔いたくらいの塗装の削れだけで凹みは無く、軽トラの方も運転に支障が出るようなダメージはないとのことで、あとは、それそれの保険会社と警察に対応をお任せするしかないので、軽トラの運転手さんも、私たちも、それぞれの車で帰路についたのでした。
人生初めての事故だったので少々自信喪失しながら再びハンドルを握りましたが、何とかペットホテルまで愛犬をおむかえに行って自宅まで帰宅し、レンタカーを返却する事ができました。
翌日に軽トラの運転手さんから自宅に電話あり
この時の事故は完全に私の不注意で、とても申し訳なかったし、反省しています。
そして ⇑ これが大前提だってことは、私も重々承知しております。
それでも、今日はこの事故の後日談について書かせていただきます(◞‸◟)
事故の翌日、軽トラの運転手さんから直接自宅に電話がかかってきて
「体は大丈夫です。でも私にも家族がいるので、念のため一応、1度病院へ行ってきます。」
と連絡をいただきまして、体は大丈夫とのことで、私もとりあえず少し落ち着きました。
でも、この時に私はちょっと違和感を感じました。
なぜなら、私はレンタカーを借りる時に「フルサポート」の保険に加入していました。
軽トラの運転手さんも仕事の移動中とのことだったので、会社でか個人でかは分かりませんが、自動車保険には入っていたはずです。
そして私は、事故直後にすぐにレンタカー会社とレンタカー会社の保険会社にも連絡を入れています。
なので、事故を起こしてしまった側の私がこんな言い方をするのは失礼かもしれませんが、交通事故後に保険担当者を代理人として立てれば、連絡の窓口はその代理人となります。
なので、当事者同士が直接連絡を取り合うことは原則としてないはずですし、直接連絡を取り合うことで起こる二次的トラブルを避けるためにも、本来なら当事者同士は連絡を取り合わない方がいいはずなんですけど、軽トラの運転手さんは直接自宅に電話をかけてきたのです。
でも「何で直接こちらに電話を?」なんてことは言えないので、重ねて謝罪をして、話を聞いたのでした。
翌々日にレンタカーの保険会社から自宅に電話あり
そして、軽トラの運転手さんから電話があった翌日、今度はレンタカー会社の保険会社から自宅に電話が何度もかかってきました。
1回目の電話
例えば、1回目の電話は保険会社の担当者から
「『首を痛めて3ヶ月間は仕事に行くことも出来なくなったから、保険料出せ』とおっしゃっているんですけど、先日はいったいどんな事故をされたんですか?」
と聞かれたので、
「料金所で車を止めて並んでいる時に、ブレーキを踏む足が緩んでアイドリングで車がゆっくり前進してしまって、コツンと当たった感じです。」
と答えたのですが、トラックの運転手さんが言っていることとずいぶん話が違うらしく、保険会社の担当者も何やら私の話を疑っているような感じだったので
「警察にも来ていただいたので確認していただければ分かると思いますし、もしかしたら、料金所のカメラとかにも映っているかもしれません。」
と答えても、「ああ~そうなんですか・・・ええ、でも・・・ええ~?」とぶつぶつ言って頭を抱えている様子でした。
事故直後に、軽トラの窓から身を乗り出してグイッと振り返っていた運転手さん。
警察に「救急車呼びますか?」と聞かれて、「大丈夫です。」と即答し、自分で軽トラを運転して帰っていった運転手さん。
昨日かけてきた電話で、「体は大丈夫です。」と言っていた運転手さん。
軽トラの運転手さんはいったいどれだけ重症で、どんな剣幕で保険会社に連絡を入れているんだろう?と、思ってしまいました(◞‸◟)
2回目の電話
2回目の電話は1回目の電話から2時間も経たないうちにかかってきました。
「すみません、『軽トラの荷台が壊れたから全部交換しろ』と言われているんですけど、車の破損はどのような状態だったか教えていただけますか?」
と聞かれたので、
「先ほどの電話でお答えしたことの繰り返しになってしまいますけど、車は止まっている状態で、アイドリングでゆっくり前進してコツンと当たった感じなので、凹みもなくて、塗装がちょっと削れたくらいです。」
と答えると、再び「ああ~そうなんですか・・・ええ、でも・・・ええ~?」と頭を抱えている様子で、あまりにも愚痴られてラチが明かないので、「あの…私はどう対応したら良いですか?」っと訊ねてみたのですが、即答で「いえ、特に何も。」とのお返事でした。
それなら、なぜわざわざ何回も電話かけくるんだろう(◞‸◟)?と、どんどんブルーな気分になりました。
3回目の電話
3回目の電話は午後の2時くらいにかかってきました。
そして、3回目の電話になるともう保険会社の担当の方が「こんなこと言われているんですけど~」とか「もの凄い剣幕で言われて~」とか、軽トラの運転手さんの言い分に困惑しきっている話をだらだらとされるだけでした。
本当に困っているんだな、と言うのは伝わってきましたけど、何で保険会社の人の愚痴を私が聞かされているんだろう(◞‸◟)?と言う疑問も。
30分くら愚痴を聞かされて、3時から用事があったので何とか話を切らないとと思って苦肉の策で「あの、相手の方に菓子折りでもこちらから送っておきましょうか?」と聞いてみました。
すると、保険会社の人は即答で「あ、そうですね、送って下さい。」ですって。
なので、その日のうちに駅前のデパ地下で5千円ほどの菓子折りを買って、謝罪の手紙も同封して発送してもらいました。
でも、ちゃんと保険に加入していたのに、なんで軽トラの運転手さんから直接自宅に電話がかかってきたのか?
そして、保険会社が事故の確認の電話だけならまだしも、愚痴をこぼし、菓子折りを送ってと言うのか?
レンタカー会社で加入したフルサポートの保険料より、菓子折りと送料の値段の方が高いと言うね。
繰り返しになりますが、この時の事故は、完全に私の不注意で、とても申し訳なかったし、反省しています。
でも、完全に私の中では苦い思い出となっています(◞‸◟)
と同時に、あまりにもトラブルが多すぎたので、もしかしたらこの時に借りたレンタカーに、目に見えない何か良くないものが付いていたんじゃないか?なんてこともチラッと考えてしまいましたよ。笑
とにもかくにも、私はこの事故が最初で最後で今に至っています。
これからも安全運転で使う時だけレンタカー生活を続けたいと思います。
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