私は日々の暮らしの中で、本当に時々ではありますが、原因も理由も分からなければ、その結果も何も分からないような、ちょっとだけ不可思議な出来事を経験します。
ちょうど1ヶ月ほど前にも、パソコンの前に座っている時にお線香の香りがした不思議な体験をしたばかりでしたが、
ほんの4~5日ほど前に、また、原因不明の出来事がありました。
恐怖に震えるほど怖い体験とかではないのが救いですけど、ぞれじゃあ、いったいあれは何だったんだ?と考えてみても考えてみても答えが分からないところが、何ともスッキリしないのです。
今回の不思議な出来事をお話しするにあたって、先にちょっとだけ我が家の家の間取りについて説明させていただきます。
我が家はマンション暮らしなのでエレベーターで各階へ上がり、エレベーターを降りてマンションの共用部分の廊下を歩いて、各世帯に向かいます。
玄関の扉は、共用廊下に面した所にではなく、いわゆるポーチと言って畳1畳分くらい共用廊下からくぼんだ位置に玄関ドアが設けられているため、共用廊下から家を正面に見た場合、一旦ポーチに入って右側に玄関の扉がある感じになっています。
次に、家の中の間取りについてご説明しますと、玄関を入るとリビングに向かって廊下があって、廊下の両サイドには1部屋ずつ部屋があります。
玄関に入って廊下を見た場合、右側の部屋は、共用廊下に面した部屋になり、左側の部屋は、共用廊下からくぼんだ玄関ポーチ部分に面した部屋となります。
そして、この2部屋は共用廊下沿いに窓があるため、窓に防犯用の格子が設置されているので(火災など家の中で何かあった場合は、部屋の中から格子をバーンと押したり蹴ったりすれば外れて逃げ出せる構造になています)、私はいつもお正月のお飾りとかクリスマスのリースなどはポーチに面した左側の部屋の窓の格子に飾りをくくり付けています。
今年もクリスマスが近づいてきたので、私は4~5日ほど前に玄関を出て、ポーチの中の左側の部屋の窓の格子にクリスマスリースを紐でくくり付ける作業をしました。
時間は既に夜でしたが、ポーチ部分は共用部分でもあるので照明は勝手に点いていて明るいので、リースをくくり付ける作業は普通に出来たのですが、ここで不思議な出来事が。
両手を伸ばして窓の格子にリースを紐でくくりつける作業をしていたところ、部屋の中からちょうリースを付けている所に向けて懐中電灯の明かりが照らされたのです。
部屋の電気が点いたのではなく、丸くピンポイントで照らされた、まさに懐中電灯の灯りでした。
灯りの輪の大きさからして、窓から1メートルも離れていないように感じました。
きっと、夫が家の中から玄関の外で作業している私の手元が明るくなるように懐中電灯で照らしているんだろうな~と思いながらそのまま作業を続けていましたが、手元を明るくしてあげようと思うのならば、別に懐中電灯でわざわざ照らさなくても部屋の電気を点ければいいのに…とも思いました。
そして、懐中電灯の灯りは10秒か15秒程度で消えて部屋の中が再び真っ暗な状態になりましたが、こちらもその後20秒くらいでリースをくくり付ける作業は終わったので、すぐに玄関の中に入りました。
すると、夫の姿は無く、なにやらリビングの方で話し声が聞こえてきました。
おや?っと思って廊下を歩いてリビングまで行くと、リビングの隣の和室の方で、仕事の電話で何やら話し込んでいる様子で、電話がかかってきたばかりと言う感じでもなく。
あれ?夫、ずっと電話で話をしていたの?
気になったので、電話が終わってから夫に「ねえ、懐中電灯で照らしてた?」と聞いてみたところ、「え?懐中電灯?やってないよ、電話してたし。」ともの凄くナチュラルに返事をされてしまいました。
「え?ずっと電話してたの?本当に懐中電灯で窓の所を照らしたりしてない?」と聞いても、「いいや、本当にやってないって。」と本気モードで否定されてしまいました。
それじゃあ、あの部屋の中からリースに向かって丸く照らされたあの懐中電灯の灯りは、いったい何だったんだろう・・・
本当に意味が分からないし、答えも分からないし、でも気のせいでもなくて確実に照らされていたし、疑問だけが残って、今もモヤモヤしております。
コメント