今日は家の近所のスーパーで厚切りの豚肉がお買い得だったので、逃さずゲットしてまいりました。
そして夜、会社を出たところで帰るコールをくれた夫に「トンテキと、とんかつと、カツ丼と、どれがいい?」と3択で聞いてみたところ、「一番簡単なのは、トンテキでしょ?」と聞かれたので、確かにこの3択であれば、油で揚げなくて済むトンテキが一番楽ではあるので素直に「うん、まぁね。」と答えました。
すると続けて、「カツ丼とかって、揚げてから→煮るから、面倒でしょ?」と聞かれたので、「それはまぁ、確かに…」と答えておいたんですけど、電話を切った後、「あ~、夫はカツ丼が食べたいんだろうなぁ、でも、私が作るのが面倒くさかろうと思って遠慮してるのねぇ。」と言う健気な気持ちは伝わってきたので、夫のお望み通り今晩はカツ丼にしてあげました。
私、なんて優しいんだろ。ふっふっふ。
そして、帰宅した夫は食卓に鎮座しているかつ丼を見て、もちろんめっちゃ喜んだのですよ。
喜んだのだけど・・・「わぁ!今日は本物のカツ丼だぁ♪」と言ったのです。
んん?本物のカツ丼って何だ??
これまで私は偽物のカツ丼なんてものを食べさせた覚えは無いのだが???
思わず「本物のカツ丼って、何よ?」と聞いてみたところ、夫の中では、スーパーなどの惣菜で買ってきたとんかつを使って作ったカツ丼は「偽物のカツ丼」で、家で揚げたとんかつで作ったカツ丼は「本物のカツ丼」と、区別しているらしいのです(--;?
いやいやいや、そう言われても、買って来た総菜のとんかつを使ったとしても、味付けをして煮るのは私なんだから、どれも我が家の本物のカツ丼なのでは…?と思いつつ。
ところでちょっと話しは飛びますが、前に友人知人の数名が「台所が汚れるのが嫌だから、自宅では揚げ物は絶対にしない!」と言っていた人がいました。
でも私は「台所が汚れることよりも、熱々の揚げ物が食べたい!」と言う食い意地の方が勝るので、ガンガン揚げ物もします。
従って、とんかつも普通に家で揚げるんです。
でも、カツ丼を作る時だけは、総菜のとんかつを買って来てから玉ねぎとダシで煮込むことがほとんどでした。
なぜなら、「とんかつ」は揚げるだけの1手間なので、OK。
買って来た総菜のとんかつを煮込むだけの「カツ丼」も1手間なので、OK。
ただし、面倒くさがりな私は ⇑ どちらも「1手間」で済むから作るのであって、「自宅でとんかつを揚げて」+「煮込んでカツ丼にする」の「2手間」から、今まで逃げて生きてきました。
でも今日は、ド〜ン!と目の前に置かれた本物のカツ丼とやらをかっ込みながら「うまぁ〜い♪」「うまぁぁぁ〜〜〜い!」と嬉々として食べている夫の姿に、
「そ、そんなに喜んでくれるなら、またちゃんと家でとんかつを揚げてカツ丼を作るからさ・・・もうちょっと落ち着いて食べなはれ。」
と、何だかちょっと申し訳ない気分になったのでした(^^;
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