我が家は夫婦2人暮らしで、私が40代前半の頃までは2馬力で生活していたこともありましたが、結婚当初からずっと「2人の収入を合わせて我が家の家計」として生活してきました。
で、一応…本当に一応…家計を任されたのは私の方で、夫の通帳も結婚と同時に渡されていたので、私は自分の収入があった時はそれと合算して生活費としていました。
ただ、お恥ずかしながら私、お金の管理にとても無頓着で、自己紹介にもちょっと書きましたが、これまで貯金は出来ていなくても夫と2人日々ご飯が食べれて、人様に迷惑かけずに暮らせていればそれでいいや、くらいな感じでいたんですね。
そして残念なことに、実は夫も私と同じような価値観の持ち主で、とりあえず誰にも迷惑かけず2人で暮らせているんだからイイじゃない、みたいな人なのです。
まあ、それもそうなんですけど、でも、誰もお金の無頓着を制する人がいない家庭だったのです。
家計簿が続けられなかった過去
そんな私でも、結婚して間もなかったころ「あ、家計簿とかつけた方がいいのかな?」とか思ったことがあったのです。
でも、この頃は夫婦そろって仕事がかなり忙しかったので(←言い訳)案の定「ええい!面倒くせぇ!」となって、あえなく挫折しまして。
それから月日が流れて10年くらい前だったかな?ある時ふと「やっぱり家計簿はつけた方がいいな…」と思ってエクセルで自前で家計簿を作って、ちょっと頑張ってみたことがあったのです。
でも、費用の項目の数々をどうカテゴリー分けしたら良いのか全く分からなくて、結果、膨大な数のカテゴリー数になってしまい家計簿として収拾がつかなくなってしまったのと、当時の私たち夫婦は無駄遣いはしていないだろうと言う希望的観測のもと暮らしていたので、そんな生活ぶりの我が家が家計簿をつけたところで必要な生活費はどうしたって必要で、出ていくものは出ていくし、「いくら家計簿をつけたところでさほど削れるところも無いじゃん」なんて勝手に思って、2度目の挫折。
家計簿にチャレンジしては、でもさ、でもね、と言い訳を繰り返し2度の挫折を経験して、私はすっかり家計簿に苦手意識が付いてしまいました。
きっかけは友人に驚愕されたこと
話はちょっとさかのぼって昨年の夏前のこと。
久しぶりに会った友人とランチをした時に、友人が家計の話をしました。
友人宅は家計の管理は、食材の買い出しから家計簿まで全て旦那さんがやっているそうで、なので友人自身は毎月どれくらいの出費があるか?蓄えはどれくらいあるのか?全く分からないとのことでした。(←ちょっぴり不満らしいです。笑)
そして「なばなちゃんとこは、家計簿とかどうしてるの?」と聞かれたので、「ウチは一応、私が管理してることになっているけど、家計簿はつけてないよ~」と答えたら、友人の口がポカンと開いてしばしフリーズ。
そして次の瞬間、「ええっ?!家計簿つけてないの?!どうやって家計を管理してるの?!」と驚愕されてしまいました。
でも、この時の私的には、どうもこうもなく限られた収入の範囲内で分相応に生活していますとしか言いようもなかったのですが、友人が驚愕顔のまま「それで足りなくなったりしないの?」「なばなちゃんの旦那さんは何て言ってるの?」などなど、友人の頭の上には疑問符がいっぱい浮かんでいるのが見えるくらいの勢いで色々と質問されて、その様子を見て「やっぱり家計簿ってつけた方が良いんだな…」と思うようになったのです。
今でもあの時の友人のポカン顔が忘れられません。笑
まずは家計簿の作り方の勉強
50代にもなって家計簿とか今更かなとも思いましたが、そんな経緯があって私は3度目の家計簿チャレンジを決定。
2度目の挫折の時に経験した「家計簿が作れない」をまずは解決しないと始めることすら出来ないので、図書館でお金の管理の本を数冊借りて読んでみたり、YouTubeで家計簿について説明している動画を幾つか見たりして、まずは家計簿を作るところから始めました。
家計簿をつける意味や、私が前回一番出来なかった家計簿のカテゴリーの分け方、自分流の家計簿のカスタマイズ方法などなど、自分だけでは分かりえなかった家計簿作りのポイントがとても分かりやすくまとめられていて、かなり勉強になりましたね。
こうして、友人の驚愕顔から⇒家計簿つけようかなと思って⇒色々調べて勉強してみて⇒最終的に我が家の家計簿が完成するまで実に3カ月、やっと第一号の家計簿が完成したのでした。(第一号=追々手直しすることに)
今はお金をかけなくても優良な情報を調べることが出来る世の中、とてもありがたかったです。
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