我が家が暮らすマンションは、正面の入り口の前がちょっとロータリーっぽくなっているので、車が入って来て一旦止めて車の乗り降りが出来たり、幼稚園バスの送迎場所になったりしています。
そして、その正面ロータリーへの入り口の横に、もう1つ別の入り口と通路があって、そこがいわゆるマンションの住人用の駐車場となっています。
さらに、その駐車場になっている通路通って奥に行くと、マンション横の出入り口があったり、住人用の駐輪場につながっていたりするので、車を所有していない我が家は自転車で買い物に行ったり出かけたりする頻度が多いので、正面入り口のロータリー側よりもこの横の駐車場の通路を使うことの方が多いのです。
このように、いつも横の駐車場の通路と出入り口を使っているので、私の中で無意識レベルでクセみたいになっているんでしょうね、自転車でなく徒歩で帰宅したとしても、ついつい正面入り口ではなく横の通路からマンション内に入るのが常でして。笑
今朝もウォーキングから帰ってきて、当たり前のように駐車場の通路の方に曲がってマンション内に入ろうとしました。
すると、駐車場の通路の真ん中に、なにやらうごめく物体が。
歩いて近づいていくうちに、それが大きなカマキリだと分かりました。
カマキリを見つけた瞬間「あ、カマキリか。」くらいに思って、そのままちょっと通り過ぎた私でしたが、思えばここは駐車場の通路です。
このカマキリはこのままここにいたら十中八九車にひかれてしまう運命だろうと思って、思わずUターンしてカマキリの所に戻りました。
カマキリは卵から沢山のカマキリが生まれるけれど、大人(成虫)になれる確率は一般的に約4%程度なのだと聞いたことがあります。
このカマキリも、せっかく勝ち抜いて4%に残ってここまで大きく成長できたのだろうから、駐車場の通路で車にひかれて命を落としてしまうなんて忍びないではありませんか。
私は着ていたパーカーの袖をグイッと伸ばして完全に自分の手を隠し、伸ばしたパーカーの袖をカマキリの前に差し出しました。
すると、なんとこのカマキリ、威嚇するでも逃げるでもなく、大人しく私のパーカーの袖に乗ってきたんですよ。
まるで、ここにいたら危険だと分かっているかのように。
なので私はカマキリをパーカーの袖に乗せたまま、マンション横の公園の方に歩き出しました。
すると、袖に乗っているカマキリは動きまわったりもせず、船の舳先に乗って進行方向を確認するかのように、大人しく袖に乗ったままじっと前方をだけを見ていました。
「自分はどこへ連れて行かれるんだろう」だったのか、「自分を緑のある所に連れて行って」と願っていたのか、定かではありませんが、あまりにも大人しくパーカーの袖に乗っているカマキリがだんだん可愛らしく思えてきましてね。
そして、公園の中の程よい高さの木を選んで、木の枝にカマキリを乗せた手を差し出すと、カマキリは迷うことなく「よっこらせ」とばかりに木に乗り移って行ったので、これでひとまず大丈夫でしょう。
「元気でな!」と言って、改めて駐車場の通路を歩いて帰宅したのでした。
カマキリよ、天寿を全うしなはれ!
思いがけず可愛いカマキリとの出会いでした(^^)



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