私の成長が許せなかった毒親の母

毒親について

今日は、毒親だった母の言動について、私が子供の頃から大人になるまでにどのように変化していったか、なぜ変化していったのか、などを書いてみようと思います。

【毒親の特徴】子供に親の価値観を押し付ける

これまで、私が幼少の頃に経験した母の言動について既にブログに幾つか書きましたが、実は、この頃の母の毒親っぷりは、まだまだ序の口でした(^^;

それには理由があって、毒親の特徴の1つに『子供に行動や考え方など親の価値観を押し付ける』と言う特徴があると言われています。

でも幼い子供にとって、親は絶対的な存在じゃないですか。

親が「こうしなさい!」「あれはダメ!」「これはダメ!」と言えば、子供は言うことを聞きますし、幼い子供が親の言葉を疑うなんてことはまだ出来ないと思うんですよね。

だから毒親にとっては、幼い子供は意のままに出来る時期でもあるので、母も私が幼かった頃はまだ自分の価値観を押し付けることが出来たので、毒親全開にならずにいれたのだと思うのです。

でも、人間は誰しも成長するものです。

もちろん、私も成長しました。

そして高校生になった頃には「私の親は『凄く厳しい』だけなんじゃなくて、この厳しさはちょっと度を越しているんじゃないか?」と疑問を持つようになったんですね。

そして、徐々に母の言動はいくら親子の間だとは言っても理不尽だと気づき始めたのです。

毎日きちんと学校へ行って。

夜遅くまで遊び歩くようなこともせず。

成績は良くないけど(∀`*ゞ)エヘヘ普通くらいで何とか踏みとどまっていましたし。

もしも私が他の家庭の子供なら、日々そんなに怒られはしないだろうなと、自分でも思うようになったのです。

そうなると母としては、私が幼かった頃のように簡単には支配できなくなってくるわけで、何としても自分の意のままに従わせたい母は、徐々に毒親っぷりが激しくなってきたのでした。

【毒親の特徴】過干渉

そしてまた別の毒親の特徴の1つで『子供の全てを知ろうとする(過干渉・全てを知れないことの不安の押し付け)』と言ったものもあるそうです。

私も世の中の人と同様に、成長とともに交友関係も広がって行き、小学生の時のように母の知りえる近所の同級生だけの付き合いではなくなっていきました。

中学からは部活で帰宅時間も遅くなりますし、社会人になれば残業や会社の付き合などもあって、「母の目の行き届かない私」と言うものが出来てくるわけですが、でもそれこそが、本来の子供の(人間の)成長じゃないですか

でも母は、子供の全てを知ろうとするが故に、私の成長そのものが許せなかったようで、私の成長とともに日常の妨害行為粘着とも言える毒親っぷりがどんどん酷くなっていきました。

私の部屋には鍵がついていないので母はいつでも私の部屋に出入り出来て、毎週末に自分で自分の部屋の掃除をしていたので「私の部屋の掃除はしてくれなくてもいいから。」と母に言っても、「掃除をしてやってるんだ!」と称して私の勉強机の引き出しの中から、ペンケースの中から、持ち物から、ゴミ箱に捨てたレシート1枚まで、重箱の隅をつつくように私の行動チェックを欠かしませんでした。

例えば、学校帰りに同級生とマクドナルドに寄ってシェイクなんか飲んだレシートを棄てておくと、次の日学校から帰ってくるなり「遊び歩いてないでさっさと帰って来なさい!」と怒鳴られるわけです。

こうして母が私の自由を奪えば奪う程、私は普通の1人の人間としての自由を守りたくて、色々と隠し事もしたし、ウソもつきました。

普通の家庭であれば、隠したりウソをつく必要なんて全くないようなことですら、必死に隠してウソをつかなければ人並みに生きていけなかったのです。

でもそれが母の執拗な粘着によって暴かれてしまうと、さらに母の逆鱗に触れて、日常の妨害行為が加速していくと言う、悪循環でした。

私には一人の人間としての人権や自由なんて無いと感じて、とても辛くて苦しかったです。

私の思う「毒親対策」

もし今現在、毒親による過干渉や価値観を押し付けられて自由を奪われている人がいるなら、少しでも親元から距離的に離れるための計画を立てていただきたいです。

高校を卒業したら、実家からは通えないほど遠くの大学などへ行って、実家から脱出するとか。

社会人になったら、他県の会社に就職して一人暮らしをスタートさせて、実家から脱出するとか。

とにかく、毒親の目の届かない場所へ行くことを目標に行動された方が良いと思うのです。

なかなか難しいかもしれませんが、結婚するまで(30歳まで)実家から脱出できず苦しんだ私は、何が何でももっと早く実家から脱出しておけば良かったと、後になって後悔したのです。

繰り返しになりますが、毒親との暮らしの解決策は、「実家から脱出すること」と、いつでも親が来ることが出来ないほど「距離的に離れること」だと思います。

頑張って自由を掴み取ることが出来たら、あなたの世界は変わるはずです。

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