今日は、今年最後の、そして月に一度の通院の日でした。
そして今回は、先日郵送で届いた人間ドックの検査結果を持って病院へ行ったのですが、そこで先生から、言われてみれば確かにそうなんだけど、ちょっと目から鱗が落ちるアドバイスを受けました。
人間ドック専門の施設
私は11月の上旬に、夫の勤める会社の福利厚生を利用して人間ドックを受けました。
会社からは事前に福利厚生を利用して人間ドックを受けられる病院や施設などのリストを渡されたので、その中から
- 設備が良さそうなところ
- 家からあまり遠くない範囲
の2点で絞り込んで、家の最寄り駅から電車1本で行ける都内にある人間ドック専門の施設を選びました。
その施設は、女性と男性のフロアもきっちり分かれていて、施設もとても綺麗でしたし、検査着に着替える更衣室があって、更衣室のロッカーに荷物も入れておけるので手ぶらで検査中は移動できました。
それに、病院とは違って治療をするような患者さんがいないぶん、検査は流れ作業的に次から次へと行われるので待ち時間などがほとんどなくて、その点もストレスフリーでしたね。
病院とか検査とかって、何かと手続きが面倒なイメージがあるので、良い所で人間ドックを受けれたなと思いました。
検査結果を先生に見てもらう
そして先日、人間ドックの検査結果が郵送で届きました。
検査結果は、まあ、問題無いと言えば問題無いのかもしれませんけど、B判定の数が激増していて、さらに、人生で初めて心電図でB判定が出てしまいました。
ほとんどのB判定は、たぶん私が頑張って痩せれば何とかなるような数値っぽいのですが(^^;心電図ばかりは、血圧の薬を服用している身なので、その辺はちょっと気になりましたね。
ただ、通院している病院の先生からは「人間ドックの結果が出たら見せて下さい。」と言われていたので、次に病院へ行った時に検査結果を持って行けば、先生に心電図のB判定について見解を聞かせてもらえるだろうと思っていたのです。
そして今日が診察の日だったので、私は人間ドックの検査結果を携えて病院へ行って、先生に見てもらったのですが・・・
意味の無い人間ドックとは
人間ドックの検査結果を見た先生からは、「たぶん問題ないでしょう。」
・・・たぶん?いつもの先生らしくない、ちょっと歯切れの悪い言い方が気になりました。
ただ、A~Gまでの7段階の中のB判定は、まだ何か急な治療や対処が必要なレベルではないのかなと思いつつも、やっぱり心電図の件は気になったので、ちょっと思い切って
「心電図で、初めてB判定が出てしまったんですけど・・・」
と聞いてみると、先生は即答で
「人間ドックの先生は何て言ってましたか?」
と聞き返してきました。
そこで、今回の人間ドックは病院ではなくて人間ドック専門の施設だったこと、なので病院の先生から直接検査結果を聞くようなことはなく、検査結果は先生が今持っているそれだけが郵送で送られてきたことを伝えると、先生から思いがけないアドバイスを受けました。
先生曰く
- 検査結果だけ郵送されるような人間ドックは、意味がないですよ。
- 例えば、僕が検査したなのらば、検査結果に対して全て答えることができますが。
- でも、人間ドックの検査結果だけを見せていただいても、細かい検査情報が分からないので、僕には答えることが出来ません。
- なので来年からは、検査結果を郵送だけするような所ではなくて、ちゃんと検査後に検査結果について説明をしてくれる所で人間ドックを受けて下さい。
- そうすることで、検査結果から、今後なばなさんがどうしたら良いかとか、気を付けることとかを知ることが出来るので。
- 人間ドックは、そこが大事ですからね。
とのことでした。
なるほど、確かに先生のおっしゃる通り、B判定「わずかな変化が見受けられます」とだけ書かれてあっても、何がどうわずかな変化なのか?どんなところがB判定なのか?は、先生にも私にも分かりませんよね。
とても納得でした。
人間ドックを受ける本当の意味
ただまあ、毎年人間ドックを受けていれば、自分の血液の数値や身体の変化を知ることが出来るので、決して無駄ではないとは思いますけどね。
でも、人間ドックを受ける本当の意味は
「自分の身体をきちんと調べて」 → 「自分の身体の事をきちんと把握して」 → 「どう対処するかを知って」 → 「しっかり対処して」 → 「健康を保てるようにする」
なんだなって、先生の話を聞いて分かりました。
せっかく時間とお金をかけて検査を受けに行くのです。
ただ検査を受けて結果を見るだけでは勿体無い話だなって、今更ながらに思いましたね。
せっかく先生が教えてくれたので、来年からは、検査結果についてちゃんと説明をしてくれる所で人間ドックを受けたいと思います。
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