甲状腺専門病院でのカプトリル負荷試験を終えて、次に行く循環器内科を調べ、できるだけ信頼できる病院に通いたいと思ったので、近所から都内までわりと広い範囲で病院探しをしたのでした。
Contents
④いよいよ循環器内科へ
10月後半、良さそうだなと思える循環器内科が隣町に見つかりました。
自転車と電車とバスを乗り継ぐ(もしくはバス2本を乗り継ぐ)けど比較的分かりやすい場所にその病院はあり、内科・循環器内科・呼吸器内科の個人病院で、リハビリテーション科もあってスタッフも多く、綺麗でわりと広い病院でした。
先生は診察の説明や質問の回答はとても端的で的確に答えてくれるタイプで、質問しても迷惑そうな顔をすることもなくキッチリ答えてくれたので、私にはこの先生は合うなと思えました。
私は、それまでに受診した病院の検査結果を全て順を追ってクリアフォルダーにファイルして持って行き、内科の先生にまずは見ていただいたところ、これまでの検査結果を見て経緯を知った先生から、甲状腺の病院でカプトリル負荷試験を受けさせてもらえたことはとてもラッキーなことだったのだと教えてもらいました。
この検査は、大学病院でしかなかなか受けられないものなのだそうです。
そして、これらの検査結果があったからこそ、内科で1から色々と検査を始める必要がなかったことは、今となっては感謝しかありません。
循環器内科での最初の検査は脳と糖尿病でした
いよいよ循環器内科での診察が始まり、まず先生が検査を勧めたのは意外にも「脳ドック」でした。
血圧がかなり高いので、高血圧で脳にダメージが出てしまっていないかをまず調べた方が良いとのこと。
ただ、こちらの病院では脳ドックの設備は無いので提携している脳ドック専門の施設を紹介されて、病院前で待っていると提携先の脳ドックのスタッフの方が送迎車でむかえに来てくれ、現地で頭部のMRIと超音波検査を受け、帰りも病院の前まで送っていただけるシステムでした。
そして、脳の検査と並行して糖尿病の検査である血糖値とHbA1cの検査(ついでに一般的な血液検査も)もしました。
詳しくは分からないのですが、糖尿病だと高血圧も注意が必要とのことで、つまり高血圧の私は糖尿病の検査も必要となったようです。
血糖値は私でも知っていましたが、HbA1cって何ですか?と質問したところ、「ここ2カ月間の血糖値の平均を調べられるんですよ。だから、検査前の1週間くらいだけピンポイントで頑張って節制しても、本当の血糖値がバレるんですね、はっはっはー。」と教えてくれて、血液検査を受けたのでした。
脳ドックも糖尿病検査も人生で初めてでしたし、脳へのダメージがあった場合も糖尿病の場合も考えると不安になり、この時もまた一人で勝手に凹んでいた私でした。
そして11月中旬、やっと脳ドックと糖尿病の検査結果が出て先生から説明を受けたところ、もう何度目になるでしょうか、幸いにもまた問題なし。
はい、次!頸動脈エコー検査
脳と糖尿病は問題なしと検査結果が出て、先生は間髪入れずにその日のうちに次は頸動脈エコー検査の予約を入れてくれました。
血圧が高いと真っ先に影響が出るのが実は頸動脈なのだそうで、いわゆる狭窄と言って、血管内の太さが狭くなっていないかの検査だそうです。
後日、診察台に座り首にジェルを塗り、看護婦さんに首の角度を変えてもらいながら先生がエコーで診察をして、私も一緒に画面を見ながら説明を受けましたが「あっ、綺麗ですね。全然血管綺麗ですね。」と、なぜだかちょっと先生も意外だったみたいな?笑
とにもかくにも、こうして私は、また一つ、また一つ、生き延びてきたって感じでした。ふぅ。
コメント