私には、今思い出しても先代の愛犬に感謝していることがあります。
愛犬のとある行動がミラクルを起こしてくれたことがあったのです!
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お揃いのイヤリング
私の幼馴染は、結婚してからご主人の仕事の都合で日本と海外を行ったり来たりしながら子育てをしてきました。
1度海外へ行けばだいたい5年くらいは日本に帰って来れないので、2度目の海外転勤が決まった時は「また健康に気を付けて頑張りんしゃい!」と言う気持ちと、「またしばらく会えなくなるな…」とちょっぴり寂しい気持ちにもなりまして。
そこで私は、幼馴染にエールを送ると共に、プレゼントをすることにしました。
プレゼントに選んだのは、イヤリングです。
しかも、同じイヤリングを2つ買いまして、1つは幼馴染に、1つは私に。
お揃いで持っていることで、海外にいる間も「日本からなばなも応援しておりますぞ!」と時々思い出してもらえるかなと思いまして。
イヤリングはシルバーで、リングの所に小さなダイヤモンドが入っているデザインを選びました。
シンプルで小さくて着けていても気にならなくて、普段使いにちょうど良さそうだったからです。
海外へ引っ越し前に一緒にランチをした時にプレゼントを渡したところ、幼馴染も喜んでくれたので、私も嬉しかったです。
イヤリングが無い!
こうして、当時は私も普段使いとして日常的にそのイヤリングを着けていました。
近所のスーパーに買い物へ行く時も、先代の愛犬との散歩の時も、言わば家にいる時以外はずっと着けっぱなしで暮らしていたのです。
そんなある日のこと。
所用で隣町へ行って帰宅して、洗面所で手を洗っていたら、洗面台の鏡に映った私の片耳にイヤリングが着いていないことに気づきました。
しまった(;゚Д゚)
お揃いのイヤリングだったのに、落としてしまったぁぁぁ・・・(◞‸◟)
どこで落としちゃったんだろう?と、私はすぐにその日の行動を必死に思い出してみました。
朝、愛犬と散歩して・・・今日はこのルートで歩いて・・・
その後、駅前まで自転車で行って・・・電車に乗って・・・隣町で用事を済ませて・・・そのままスーパーに寄って買い物して・・・また電車に乗って・・・駅前のドラッグストアに寄って・・・自転車に乗って帰宅して・・・なう。
無理だ、この移動距離をずっと地面を見て小さなイヤリングを探しながらまた歩いて移動するの、無理。
電車内で落としたとしたら、もう小さいイヤリングなんかどこまで行ってしまったかも分からないだろうし。
とても残念でしたが、私は諦めるしかないなと思ったのでした。
そして、イヤリングを落としてしまったことを、仕事から帰宅した夫にもぐちぐちと愚痴って聞いてもらいました(--;
愛犬のミラクル
こうして私はせっかくの幼馴染とお揃いのイヤリングを片方失くしてしまいましたが、片方が無くなったからと言って残ったもう片方を捨ててしまう気にもなれなかったので、一応、アクセサリーのケースに入れてしまっておきました。
そして、あ~あ~・・・と意気消沈しながら1日が過ぎ、2日が過ぎ。
そして5日が過ぎて週末になり、とある土曜日の午前中のことです。
休日なので夫も一緒に愛犬の散歩に出て、1匹と2人で家の近所をのんびりと歩いていました。
そして、家の裏手の雑草が生い茂るちょっとした空き地の横を歩いていたら、愛犬がウンチョス君ポーズになり、そのまま立派なウンチョス君をしました。
夫がお散歩用かばんの中からペット用うんち処理袋のポイ太くんを取り出し、愛犬のウンチョス君を回収してくれようとしたのですが、そこで急に夫が
「あ。」
と言って、まじまじと地面を眺めています。
下痢だったのか、それとも血便とかか、何か愛犬のウンチョス君に異変があったのかと私は焦り
「えっ?何?どうしたの?(;゚Д゚)」
と後ろから声をかけると、夫がやおら素手でウンチョス君に手を伸ばし始めたので、私は再び焦って
「ええっ?ちょっ…何してるのっ?!(;゚Д゚)」
と声をかけると、夫はウンチョス君に手を伸ばしたのではなくて、ウンチョス君の横10センチくらいの所に手を伸ばし、何かをつまみ上げました。
そしてそれを私に見せて
「これって、なばなのイヤリングじゃない?」
・・・?!?!?!
驚いて夫の差し出す手を見てみると、そこにあったのは、確かに私が失くしたイヤリングだったのです!!!
そうなんです、私はあの日、隣町へ行く以前に、朝の愛犬との散歩の時に既にイヤリングを落としていて、そして、偶然にも愛犬がイヤリングの横でウンチョス君をしてくれたことで、再びイヤリングは私のもとに戻ってきたのでした。笑
もう、この時は本当に愛犬が「ここ掘れわんわん」ならぬ「ここだよウンチョス君」をしてくれたのだと思いましたね。
と同時に、危うくイヤリングがウンチョス君の下敷きにならなくて良かったとも思ったのでした。笑
愛犬が起こしたミラクル、そして、イヤリングに気付いてくれた夫に、感謝感謝の忘れられない1日となりました。
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