私が隣町の病院にお世話になっている理由

体調管理

昨日のブログ記事で、私は隣町にある病院の先生にお世話になっていると書きましたが、

では、なぜ?私がわざわざ隣町にある病院まで通院しているのかと言いますと、それはもちろん、私が人生で初めて循環器内科に通院することが必要になった時に、ネットで検索して「この病院は評判が良さそうだな」と思って実際に行ってみて、信頼できる先生だなと思えたからでした。

なのですが、更になぜ?私は家から近くて通院しやすい病院へ行かなかったのかと言いますと、これは個人的な見解なんですけど、信頼できるなと思える先生がいる病院が家の近くに無かったからでした。

一番近い病院

実はですね、家の目の前に内科の病院があるんです。

こちらが一番近い病院となります。

それで、アレルギーの症状が強くなってきて通年で抗アレルギー薬を服用する必要が出て来た時に、最初はこちらの病院で薬を出してもらっていました。

その流れで、市のガン検診など健康診断もこちらの病院で受けたことがあって、血液検査結果が出たと電話連絡をもらったので、その日の午前中に検診結果を聞きに行ったのですが、その時にとてもメンタルがやられた出来事があったのです。

 

病院へ行って待合室で待つこと10分。

名前を呼ばれたので診察室へ入ると、先生が肺がん検診で撮った私の胸部レントゲン写真をデスクに広げながら、いきなり先生こう言われました。

「はい、こんにちは。検査結果が出ましたよ。 これはご自身の結果ですのでね・・・落ち着いて、緊張しないで聞いてくださいね。」

ご自身の結果ですので・・・?

落ち着いて、緊張しないで・・・??

聞いて下さいね・・・!?!?

と言うことは、もしかしたら何か良くない結果が出てしまったのかも・・・(◎_◎;)

先生の言葉で、頭の中が真っ白になり、心の中も逆に不安でいっぱいになってしまいました。

そんな私をヨソに、先生は淡々とじっくり、なんだったらちょっとじらしているのかと感じてしまうほどゆっくり、検査結果を伝えていきます。

血液検査はぁ~・・・問題無し。

大腸がんはぁ~・・・問題なし。

肝炎ウィルスはぁ~・・・問題なし。

そして、いよいよ肺がん・・・・・ドキドキ・・・・・ドキドキ・・・・・ドキドキ・・・・・

肺がんはぁ~・・・問題なし。

全て問題無し。

 

先生の言葉が少し上の空になるくらい緊張してた私は、最後まで結果を聞いて、「わぁ!良かったー!」なんて安堵するより、思わず呆けてしまいました。

先生としては、病院に来られた患者さんへかける一般的な言葉だった、かもしれません。

でも、少なからずドキドキしながら検査結果を聞きに行った私にとっては、かなり紛らわしい言葉でした。

きっと何かの病気を宣告されるんだ・・・と覚悟しながら検査結果を聞いていた私は、あまりにも恐怖で緊張しすぎたせいで、病院を出た後も何だか呆けたままになってしまったので、テンションを元に戻すべく、帰りにスーパーにちょっと寄って、私の好きなカレー専門店トプカのかなり辛いレトルトカレーを買って帰り、お昼ご飯で食べたのでした。

本当にこの時はまじでトラウマになるほどメンタルやられたので、それ以来、こちらの病院へ行くのが怖くなってしまい、病院を変えることにしたのでした。

二番目に近い病院

そんなトラウマから病院を変えることにした私は、二番目に家から近い病院へ行ってみました。

抗アレルギー薬は通年で服用するので、「やっぱり通院は近くて楽な方がいいでしょ!」と、それだけを優先して家から徒歩数分の所にある病院へ行ったのです。

で、最初はこちらの病院の先生はアレコレと話を聞いてくれて、その都度、アレコレ検査をしてくれて、良い先生だなぁと思ったんです。

でも、しばらく通院しているうちに、気付いちゃったんですよね。

こちらの先生、アレコレ検査してくれる、と言うよりも、アレコレ検査したがる、が正解だなって。

それで、CTやレントゲンなどを撮って検査した次の通院の時に検査結果をちゃんと聞かせてくれればいいけれど、その検査結果は伝えてくれなくて(まあ、たぶん問題が無かったからなんだろうと思う事にしましたが…)「どうですか?変わりないですか?ではいつものお薬出しておきますね。」みたいなことだけで終了するので、不信感がつのりまくりで、こちらの病院も変えることにしました。

自転車で10分の所にある病院

もう2回も病院を変えることにした私は、「『家から近い』だけを理由に病院を選んではダメだな」と悟りまして、そこで私は初めてネットで口コミを検索して、家から自転車で10分程の所にある病院を見つけました。

ただこちらの病院、もの凄く評価している人とそうでない評価の人の差がとても激しくて、それが少し気になりましたが、まずは評価している人がいることを信じて行ってみたのです。

するとその病院は個人病院の割には比較的診療科目も多くて、病院自体も新しくてけっこう大きくて、患者さんもそれなりに多かったです。

良い先生だといいなと心の中で思いながら、診察室へ入りました。

すると、なんと言いますか、雑誌とかで紹介されていそうなキラキラな感じのカッコエエ若めの先生がポージングするように診察室の椅子に座っていまして、微笑みながら「今日はどうされましたか?」と聞いてきたので、「抗アレルギー薬を通年で服用しているので、薬を出してもらいたい」と伝えると「なるほど、では、アレルギーを抑える薬3種類と、胃薬を出しますね。」

「あと、今ちょっと風邪ひいた後に咳だけが残っていて、前にアレルギー性喘息になったことがあって・・・」と伝えると「なるほど、では、もしも熱が出た時のための解熱剤と、熱による関節痛を押さえる薬と、アレルギー性喘息の飲み薬2種類と、アレルギー喘息の吸引のお薬も出しておきますね。」と爽やかに診察されて、診察室を後にしました。

そして、お会計をすべく待合室で待っていると、受付スタッフの女性たちが先に会計を済ませて帰った患者のお爺さんの悪口を言っているし。

渡された薬の種類と量の多さを見て、そこで私は我に返りました。

ここの先生は、とてもにこやかで爽やかだけど、言われた症状の薬を出しまくるだけだなと。

症状を言ったら言っただけ薬をどんどん出してくれる先生は、もしかしたら、年配の方には安心感を与えて評価が良くなっているのかもしれません。

でも私は、ここに通院したら私は薬漬けになってしまうと思って、この病院へ行ったのは最初で最後となり、もらった薬も必要最低限に絞って3種類だけ飲んで、他の大量の薬には手をつけませんでした。

 

そんなことがあって、どうやら家の周辺では信頼できると思える病院は無いなぁと感じて、アレルギーの薬は駅前の皮膚科でお世話になることにしました。

そして、循環器内科の通院が必要になった段階で、今お世話になっている隣町の病院へ通院するようになり、合わせてアレルギーの薬もこちらの病院で出してもらうようになりました。

隣町までの通院はそこそこ面倒ではあるので、近所の病院で信頼できると思える先生がいたらどんなにありがたいだろうと思ったりもしますけど、逆に言えば、近いからと言うだけで「それってどうよ?」と感じる病院に通い続けるよりも、ちゃんと納得できる病院へ通うことの方が大切だと、今の私は思います。

病院選びも、先生選びも、本当に大切だと思いますし。

病院も先生も、自分で選べるのです。

ましてや自分の体の管理をお任せするのですから、自分でしっかり選ぼうと思うようになりました。

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