昨日、配送の都合で1日遅れになってしまいましたが、今年も母の日のプレゼントを贈り、荷物が届いたと母から電話がありました。
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今年の母の日のプレゼント
過去の記事にも書いた通り ⇩ 両親にはこれまで多種多様な品をプレゼントしてきましたが、両親は娘からのプレゼントを素直に喜んでくれるような人ではないので、プレゼント選びをする度にこちらとしてもかなり気を使いますし、だからと言って贈らないという選択肢はないので、今年の母の日のプレゼントも「さて、どうしよ…」と考えていましたが、
昨年の母の日にプレゼントした新宿高野のフルーツ缶詰セットは好評だったみたいなので、「試しに今年も新宿高野にしてみるか!」と思い付いて、デパ地下にある新宿高野の店舗まで行ってきました。
そして、選んだのはこのようなラインナップです ⇩
ジャム3種類
今年は少しずつ色々な品を選んで箱詰めしてもらって、発送もお店でお願いしました。
そしてやっぱり!新宿高野は安定の喜ばれっぷりで、今年も母からは苦情めいたことは言われずに「ありがとう」と、喜んでくれたみたいで良かったです。
新宿高野作戦、大成功です。笑
母の変化
ところで、今年も母から「ありがとう」と言われましたが、実はですね、こうやってプレゼントを贈って母が「ありがとう」と言ってくれるようになったのは、近年になってからのことなんです。
私が社会人になってから毒親の母との関係が悪化の一途を辿ったので、20代~40代の30年間くらいは、何を贈っても一応遠慮してる体なのか?「もういいから。」とか、気に入らなければ「こーゆーのもらっても困るのよね。」とか、不必要だと思ったら「親戚にあげたから。」とか「使わないからアンタが使いなさいよ。」と返却されたりしてきたので、まさか母から「ありがとう」なんて言葉を聞く日がくるとは思ってもいませんでした。
なので、近年になって母に突然「ありがとう」と言われた時は、正直、私は嬉しいと思うよりも心の中で
「・・・へっ?今、ありがとうって言った?今、ありがとうって言ったよね(??)」
と、にわかには信じられなかったくらいです。笑
なぜ急に「ありがとう」と言ってくれるようになったのかは、理由は私には分かりません。
まあ、文句や心無い言葉を言われるよりは「ありがとう」と言われる方がもちろんいいし、言われないよりは言われた方がいいので、そんな母の変化を私も素直に喜べればいいのにと自分でも思うんだけど・・・けど、やっぱり、私の中で「なんでまた急に?」と不思議に思ってしまう気持ちの方が上回ってしまうんですよね。
もう1つの違和感
そして私には「ありがとう」という母の言葉の他にもう1つ、違和感を感じてしまう母の言葉があります。
それは、「あんたも体に気をつけなさいよ。」と身を案じてくれるような言葉です。
母が近年になって「ありがとう」と言ってくれるようになって、程なくして、コロナ渦に突入したのがきっかけだったのかなと思いますが、電話の最後に「あんたも体に気をつけなさいよ。」なんて急に親らしいことを言うようになったんですね。
これもまた、母に突然「あんたも体に気をつけなさいよ」と言われた時は、正直、私は嬉しいと思うよりも
「・・・ん?・・・あ、う~ん(;゚Д゚)」
と、驚き過ぎてちょっと呆けてしまったくらいです。笑
私の手術の時ですら、身を案じるような言葉をかけられませんでしたしね ⇩
寒くなってきたから、暑さが厳しくなってきたから、インフルエンザが流行ってるから、などなど「体に気をつけてね。」と言うのはいつも私の役目であり、娘の私から両親に一方的に言う言葉だったはずなのです。
それでね、この母の言葉も私が素直に受け止めればいいだけのこなんでしょうけど、心の奥の奥のそのまた奥底の方で「何を今更、急に親らしいことを言われても…」と、母の言葉に違和感を感じてしまうのが正直なところです。
ただまぁ、私がそんな風に感じていることは親にはおくびにも出さないで、「いえいえ、こちらこそいつもありがとねー!」「お父さんとお母さんも体に気をつけてねー!」と、過去のことは無かったかのように変わらず接しています。
このようにして、私は私の中にある違和感と、今現在の親と、整合性を保って親子をしています。
それが毒親育ちの今の私に出来る最善の選択かなと思っています。
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