子供って意外と良く見ているんです

毒親について

今の私はもう自分の母が毒親だったことにも気づいていますし、子供の頃には言葉に出来なかった母の違和感も、今なら毒親に対する気持ちや考えを言葉にすることがでるようになりました。

でも、子供の頃の私も言葉には出来なかったけれど母の違和感はちゃんと違和感として感じ取っていたみたいなんです~みたいな記事を過去に書いたことがあります ⇩

この記事に書いたのは私が幼稚園に通っていた頃の出来事なので、冷静に考えれば、今からもう50年も前の出来事のことなんです。

そう思うと、よくもまぁそんな古い記憶を今まで覚えていたもんだと、我ながらちょっと感心してしまいましたが(笑)、でもそれほど自分が思っている以上に幼稚園児だった私は両親のことや周りのことを良く見ていたということなんだろう思います。

私は子育ての経験はありませんので、子供ってこんな感じよね~みたいな話は出来ませんけど、自分が子供だった頃のことをこうやって思い返してみると、子供って大人が思っている以上に案外大人で、意外と良く見ているなって分かりました。

ということは、子供の頃の私は母に違和感を感じていたことがもっと色々あったんじゃないかな?と思って昔の記憶を辿ってみたところ、やっぱり私は日常的に母に対して「えっ?」と思うことがちょいちょいあったと気付きました。

 

私は小学校1年生の終わり頃まで、父が勤める会社の社宅で暮らしていました。

社宅には下は赤ん坊から上は中学生くらいまでの子供たちがいて、子供たちのお母さんたちもみんな顔見知りだったので、誰かのお家でみんなでお昼ご飯を食べたり、みんなで社宅の前の広場で花火をしたり、子供だった私にしてみれば、親戚家族が周りにいっぱい暮らしているような感覚でしたね。

そんなご近所さんという身近な存在がいる環境だったので、人からどう見られるかを非常に気にする毒親である母は、この頃は毒親全開にはなっていなかった(なれなかった?)ですし、良い人・良い妻・良い母を演じ続ける必要があったので、私にしてみれば、あの頃の母が一番穏やかでした。

 

ただ、いつも社宅のご近所さんが周りにいる環境でも、家の中では母の毒親気質がチラホラ顔をのぞかせていて、家の中と外では母の言動が違うことも子供ながらに察知していました。

でも子供なので、家の中と外で違うのはどこのお母さんもみんなきっと同じで、それは当たり前のことなんだろうと思っていたんです。

ところが私が3歳、4歳、5歳と成長するにつれて、私も周りのご家庭のことがなんとなく見えてくるじゃないですか。

例えばですね、私だったらこんな時は母に絶対に怒られるけど、他のお家の子はお母さんに怒られないんだな、とか。

私が泣いても絶対「泣いて許されると思うな!」と怒られるのに、他のお家の子はお母さんが優しく慰めてくれるんだな、とか。

それで私、子供ながらに自分の親は周りのご家庭より厳しい人なんだなって気付いていましたし、子供に優しい近所のお母さんがちが羨ましく思うこともしばしばありました。

 

ところがある日、いつものように社宅の前の広場で遊んでいた時、遊んでいる子供たちを見ながらお母さんたちが立ち話しをしていたんですね。

そこで母が他の子のお母さんに

「いつも、つい強く怒っちゃうんだけど、あまり子供にガミガミ言うのも良くないなって、反省してるのよねぇ・・・(^^;」

なんて、まるで良い母のようなことを言っているのが聞こえてしまったんですね。

それを聞いた幼稚園児の私は、思わず母の顔を見上げて、目が点になりました。

「え?お母さんって、怒って私に悪いなんて思ってたの?反省なんてしてたの?」

と、瞬時に心の中で思ったのです、まだ4~5歳の幼稚園児が。笑

 

幼い頃から意外と冷静に母のことを見ていたからこそ、外面の良い毒親である母の言葉に違和感を感じたわけで、私はやっぱりこの頃からもう、母の本性に気付いていたででしょう。

幼稚園の頃の私、まだ幼かったのにね、まだ甘えたい盛りだっただろうに、もう毒親の気配に気づいていたなんて、可愛そうだったね(◞‸◟)うるうる。

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