「ミステリと言う勿れ」整くんの言葉が腑に落ちた話

毒親について

これはあくまで毒親との暮らしを経験した私個人の考えなんですけど、子供が反抗期だとか、グレて大変だとか、そんな話を耳にする度に

親に反抗出来たりグレて迷惑かけられるだけ、親に甘えさせてもらっているよね。

と思います。

実は親に甘えさせてもらっている反抗期

きっと、反抗期やグレたりしてイライラしてる子供にしてみれば、本人は本人なりに何か思うところがあったり、辛かったり、自分が親に甘えているだなんて全く思ってもいないでしょうし、気付いてもいないと思います。

でも、本当の意味で親子関係が希薄だと、反抗してグレて親に怒りをぶつけたりすることも出来ないと言いますか、ぶつけさせてももらえない、が正解かな。

親だけど、自分の気持ちや感情を出せるほどの心の近さが無いのです。

だから親に甘えることすら出来ないし、それが分かっているので、はなからしないのです。

これは諦めと言うより、悟りですね。

 

と ↑ 実はここまで前に書いてあって、「この続きはそのうち時間がある時に書こう」と思って下書きの途中でストックしていた記事でした。

今日は、この記事の続きを書くことにしました。

主人公 久能整くんの言葉

なんでこの日記の続きを書こうと思ったかと言いますと。

『ミステリと言う勿れ』 田村由美 | 「月刊flowers」公式サイト|小学館
田村由美「ミステリと言う勿れ」の作品詳細ページです。

来月9月15日から公開となる映画「ミステリと言う勿れ」の映画公開記念で、9月9日(土)21時~フジテレビで「ミステリと言う勿れ特別編」の放送が決定したので、その前に、2021年に放送していた1作目のテレビドラマを「もう一度観ておこう♪」と思い立ち、録画してあったのを観返していたところ、1話目に出てくるとあるシーンを見たからです。

どこかで聞いたようなセリフだな…

と思ったら、自分の書きかけのブログ記事だ…と思い出したと言うわけです。笑

 

主人公の整くんが殺人犯の疑いをかけられ、そこで知り合った池本巡査が事件解決後に、整くんの問題解決能力を見込んで自分の家庭の相談をしに来たシーン

子供が生まれて奥さんがイライラしている → 自分はなるべく育児に参加しようと思っている → 手伝っているつもりなんだけど。

そこで整くんは

池本さんはお子さんを奥さんの付属物だと考えていませんか? → だから参加するとか手伝うなんて言葉が出るんじゃないですか?

と答え、続けてこんな言葉も。

「子供がお父さんに愛されたくてかまってほしくてグレました、なんて、ドラマの中だけのことですよ。」

「実際はただただ、無関心になっていくだけです。」

 

この言葉がね、ものすご~く腑に落ちたのです。

取り繕っても子供は察してしまうもの

親の本心の部分って、言葉に出さなくても、子供って察してしまうと思うんですよね。

親がどんなに表面だけ取り繕ったとしても、取り繕っていると言う事実に気づいて、傷ついてしまう

だからいくら「あなたのためにやっているんだから」とか「あなたのためを思って言ってるんだから」と言われても、素直に「そうか」と思えないのは、それが親の本心だと思えていないからだと思いますし。

やってくれたことも、やってくれなかったことも、ちゃんと子供って見て分かっていると思うのです。

だから、今まさに親との暮らしで辛さを感じている人がいたならば、そのあなたの辛い気持ちはあなたのわがままとか気のせいではないかもしれません。

もしも「親の言動によって自分が辛い状況におかれている」と気づいたなら、残念ながら毒親の場合は、いくら親に変わってもらいたいと願ってこちらが努力を続けても変わってくれることは無いと思うので、少しでも早い段階で親元から距離的に離れるようすることをお勧めします

早く自分の状況に気づければ、それだけ早く離れる準備に取り掛かれるし、必ず未来の自分のためにもなると思います。

心の傷も、浅ければ浅いほどイイですからね。

 

最後に楽しみなお知らせ♪

ミステリと言う勿れの最新刊(13巻)が2023/9/8(金)の発売予定です。

ネットで予約注文出来ます!

楽しみ過ぎまする(*´艸`*)

スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました