能登半島地震で大きな被害を受けた酒蔵さんを応援しよう!

お酒

昨年の夏、私は金沢旅行の時に出会って気に入った美味しい日本酒を呑気に堪能していました。

その日本酒は、白藤酒造の純米吟醸「奥能登の白菊」

口当たりの優しい甘口のお酒でありながら、後味はスッキリでかなり飲みやすくて、私の好きな日本酒の中で一二を争う日本酒です。

そしてこの時は、まさか5カ月ほど後にこの美味しい日本酒の存続が難しくなってしまう事態になるとは知る由もありませんでした。

能登半島地震

2024年(令和6年)1月1日16時10分、日本中がお正月と言う特別な時間を過ごしていたであろうその日に、能登半島地震(のとはんとうじしん)が発生しました。

石川県の能登半島地下16 kmで発生した内陸地殻内地震で、気象庁の発表ではマグニチュード7.6を観測し、内陸部で発生する地震としては日本でも稀な大きさの地震で、こちら埼玉県でも震度4を観測しました。

この地震の被害は言わずもがな甚大で、人や家屋だけでなく、色々な伝統的な産業にも打撃を与えました。

そして白藤酒造さんの酒蔵も、甚大な被害を受けた様子がInstagramで報告されていました。

丹精込めて仕込んだ酒も、出来上がって瓶詰されていた酒も、酒を造る酒蔵も、何もかも地震によって倒壊していて、素人目に見ても酒造りが出来るような状態ではなくなっていることが分かりました。

あのような美味しいお酒を造り続けていた酒蔵や地域が酷い状態になっているのをInstagramを通して刻々と目の当たりにして、月並みですが、本当にショックでしたね。

 

能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト【第二弾・2024夏】

そんな中、石川県白山市で「手取川」「吉田蔵u」を醸造する酒蔵「吉田酒造店」と、美味しい日本酒と文化を世界に広めるcamo株式会社が中心となり、2024年の能登半島地震により被災して酒造りの継続が困難になってしまった酒蔵の復興を支援するプロジェクトが立ち上げられました。

その名も、「能登の酒を止めるな!」

このプロジェクトは、2024年1月より開始した第1弾は既に終了していて、現在は第2弾が開始されています。

  • 「能登の酒を止めるな!」第2弾
  • 開催日時 : 2024年6月7日(金)11:00 〜 8月7日(水)18:00
  • プラットフォーム : 応援購入サービス Makuake
  • 目標金額 : 1,000,000円

 

カガヤ酒店さんも応援されています

そして、楽天市場に入っている金沢の地酒ショップ「カガヤ酒店」さんでも、能登半島地震で大きな被害を受けた酒蔵さんのお酒を出来る範囲で取り揃えて販売し、応援されています

「能登のお酒は、従来の様に入荷はしておりません。壊れた倉庫から出して頂いたり、他の酒蔵さんの協力のもとで完成したお酒等、限定品も多くございます事をご理解下さい 」

とのことですが、そんな貴重なお酒を味わえる機会をいただけて、本当にありがたいです。

そして、お酒を購入することで少しでも応援になるのなら、嬉し限りです。

 

そして、奥能登の白菊の白藤酒造さんが「#能登の酒を止めるなプロジェクト」を通して4月から仕込みをスタートし、2つのお酒が出来たと、カガヤ酒店さんのサイトから知ることが出来ました

貴重な製造過程の様子も、写真付きで紹介されています(↓)

全国の有志蔵元が名乗りをあげ、各地で仕込んだ限定酒とのこと。

使用したお米はオリジナルバージョン、コラボバージョンともに震災を逃れ、輪島より救出した酒米を使用

 

  • 奥能登の白菊 オリジナルレシピ再現酒 特別純米
    オリジナルバージョンは金沢酵母を使用し、爽やかなバナナのような香り、まろやかな旨味と酸味のバランスの取れた穏やかな味わいを目指しました。
    同じ北陸の地、同じ軟水の仕込み水を用いての酒造り。永平寺の谷渡る風を感じながら醸された「奥能登の白菊」をお楽しみください。

 

  • 奥能登の白菊 永平寺白龍 コラボレーション特別純米酒
    コラボバージョンでは白藤酒造店オリジナルの仕込み配合に、酵母はシンフォニー吉田酒造が得意とする福井県のオリジナル酵母を使用。
    そのなかでも白藤酒造店では使用したことがない華やかな香りが特徴の酵母・FK801Cを選びました。
    通常では有り得ない組み合わせが実現。両蔵の融合した味わいをお楽しみください。

 

令和6年にしか飲むことが出来ない夢のようなお酒とのことで、是非とも私も味わってみたいと思います。

そして、「飲むことで応援になる」、そんな応援の仕方もあることをご紹介させていただきました。

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