緊急で「MR(麻しん・風しん混合)ワクチン」接種します!

体調管理

昨日、ネットのニュースで「タイから観光のため京都市や奈良市に訪れた外国籍の男性が、麻疹(はしか)に感染していたことが分かりました。」と言うニュースを目にしました。

私は医療従事者ではないので専門的なことは分からないので、あくまでネット情報でしかないのですが、「麻疹」について検索して調べれば調べるほど「麻疹ってかなりヤバいかも…」と思いまして、夫婦そろって緊急で「MR(麻しん・風しん混合)ワクチン」の接種を決めました。

即決で「MRワクチン」接種を申し込みました

今日の午前中、私がいつもお世話になっている病院に電話をして、今週の土曜日に夫婦そろってワクチン接種の予約を入れました。

電話で私が病院のスタッフの方に伝えたことと、確認したことは、下記の6つ。

  • 関西方面で麻疹の感染があったニュースを見ました。
  • 仕事で関西への行き来がある会社なので、念のためにワクチンを摂取しようかと話ています。
  • 夫も私も、幼少期に麻疹のワクチン接種をしたか定かではありません
  • なので、抗体を保有しているかも分かりません
  • 麻疹ワクチン接種をする前に、抗体検査を受けてからの方が良いですか?
  • 予約は必要ですか?

これに対して病院のスタッフの方からの回答

  • 抗体検査を受けてからワクチン接種をしてもいいですし、抗体検査をしないでワクチン接種をしてもいいです。
  • 抗体を保有していたとしても「念のために」でワクチン接種して大丈夫です。
  • 抗体検査もワクチン接種も、予約は必要です。
  • 今回申し込んだのは麻疹と風疹の混合ワクチンである「MRワクチン」で、費用は1万円
  • 接種は1回でOK。

とのことだったので、「抗体検査はせず」「抗体を保有していたとしてもワクチン接種をします」と伝えて、その場で2人分の予約の申し込みをしたのでした。

今回はとにかくスピードを重視しました。

 

ちなみに、MRワクチンを受けることができない方は下記の通りとなっているそうなので、ご自身でご確認の上、ご注意下さい。

  • 明らかな発熱を呈している方
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
  • 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方
  • 免疫機能に異常のある方や免疫を抑える治療をしている方
  • 妊娠していることが明らかな方

上記に掲げる者のほか、

  • 接種後2か月は妊娠を避けていただく必要があるので、あわせて気を付けてください。

麻疹(麻しん)とは

麻疹について「厚生労働省のホームページ」参照。

麻疹(麻しん)とは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。

免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度抗体が獲得できれば一生涯免疫が続くとされています。

症状

感染すると、約10日~12日後に発熱・咳・鼻水・涙目・コプリック斑 ・発疹などの症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

麻疹感染は自然治癒するため、これらの症状を治療するには緩和ケアのみが必要です。

肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

年代別ワクチン接種状況

幼少期にワクチン接種をしているかどうかは、年代で違いがあるそうです。

「こどもとおとなのワクチンサイト」参照。

「年齢で見る・不足している可能性のあるワクチン」のページで、麻疹も年代別でワクチン接種状況を知ることが出来ました。

こちらの表を見ると、1970年生まれの私は1回もワクチン接種していない可能性があり、1974年生まれの夫は1回だけしかワクチン接種していない可能性があることがわかりました。

なので、今回はMRワクチン接種を即決したのでした。

または、もしも母子手帳をお持ちでしたら、母子手帳に「ワクチン接種状況」が書かれたページがあるので、そちらで接種済みかどうか確認することも出来るそうです

ヤバいかもと思った麻疹の特徴

このような感じで麻疹について色々と調べてみて、私が麻疹の何が「ヤバいかも…」と思ったか、ここからは幾つかのネット情報をかいつまんで書かせていただきますと

その1.とんでもなく感染力が強い

麻疹は感染力がとんでもなく強いらしくて、新型コロナのオミクロン株以上の感染力があるそうで、例えば、感染者が咳やくしゃみを1回すると、12人感染分のウイルスを排出するし(・・;

麻疹は空気感染しますが、ウイルスは空気中に最長2時間も残留する可能性があって、それはつまり、部屋の中など仕切られた空間の中に感染者がいたとして、その人がそこから立ち去って2時間経っていたとしても感染する可能性があると言うこと(・・;

そこにワクチン接種を受けていない抗体を持っていない人がいたら、90%が病気を発症するのだとか。

90%て・・・逃げ切れませんやん(・・;

免疫健忘症

私が調べていて一番恐れたのは、「免疫健忘症」と言う症状でした。

人間誰しもそれまで生きてきた中で、例えばインフルエンザに感染することによって免疫を獲得したり、ワクチン接種により免疫を獲得したり、近年では新型コロナワクチンで免疫を獲得したり、色々な免疫を身体に備えて生きていて、それは、何年にもわたって獲得した貴重な防御免疫システムなのに、麻疹ウイルスは感染者の防御免疫システムをリセットしてしまう能力があるのだとか。

つまり簡単に言うと、麻疹に感染すると防御免疫を全て白紙状態に戻されてしまうってことみたい。

免疫システムが無くなると言うことは、素人考えですけど、たぶん「人間として弱」になるってことなのかな?と。

しかもですよ、麻疹に感染してから防御免疫システムが回復するまで2~3年(平均27カ月)もかかるのだとか?!

免疫で身を守れない人として弱の状態が2~3年も続くなんて、リスク高すぎでは…汗

麻疹の予防法

どうにかならんのかね?と、麻疹の予防法を検索してみました。

ここで再び「厚生労働省のホームページ」「ワクチンについて」を参照

最も有効な予防法は、やはり「予防接種」とのこと。

感染者に接触した場合、72時間以内に麻疹(麻しん)ワクチンを接種することで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。

接触後5~6日以内であれば、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、詳しくは、かかりつけの医師とご相談くださいとのことです。

麻疹(麻しん)は感染力が強くて空気感染もするので手洗い・マスクのみで予防はできません、とは言え、まずは空気感染を最小限にする必要はあるとのことで

  • 感染した人もしていない人もマスクをして
  • 空気換気を行い
  • コロナ以来久しぶりに耳にするソーシャルディスタンスを保つこと

は大切みたいです。

 

最後に繰り返しになってしまいますが、私は専門的な知識は無いため、あくまでネット情報でしかありません。

でも、公的機関の情報や、信用できそうだなと思った情報を参考にしてみました。

麻疹ってちょっと心配だな、と思われた方の参考に少しでもなってくれたら幸いです。

あまり感染が広がらないことを祈りつつ、皆様も気を付けてお過ごし下さいませ。

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