夫の五十肩の治療がそろそろ終わり(完治)です!

体調管理

今年の春頃、夫が左肩を回してみたり腕を上げてみたりしながら「イテテ…」と言い始めました。

そしてそのまま様子見と言う名の放置をしていたところ、それから3ヶ月ほど経った7月頃には、ワイシャツの袖に腕を通すことすらままならない状態になってしまったため、以前「腱板炎」で私がお世話になって信頼している整形外科での受診を勧めて、夫が診察を受けてみたところ、結果は案の定って感じでしたが肩関節周囲炎いわゆる「五十肩」でした。

夫が整形外科を受診した頃の様子や、五十肩についての説明や、最初の頃の治療については、↓こちらの記事で紹介しています。

この時の様子を踏まえつつ、治療を続けた今現在の様子などについて、今日は書きたいと思います。

自然に治ることはない五十肩

夫が初めて整形外科で診察を受けた時に、先生からは「五十肩は放っておいても治らならない」と教えてもらったそうで、それを聞いた私はちょっと意外でした。

なぜなら、これまでに四十肩や五十肩を経験した人たちからは、「早い人では数ヶ月、長い人では数年かかるけど、いつかは自然に治るから。」と聞いたことがあったからです。

そう言うものなんだなぁ~くらいに思っていましたが、整形外科の先生の話では

  • 自然に痛みが消えることもある
  • けれど厳密には、痛みが治まっただけで、元の肩の状態に戻ったわけではなく
  • 症状放置すると、関節がそのまま癒着して肩の可動域が狭いままになり
  • 日常生活が不自由になったり、動かなくなることもある

とのことで、確かに自然に治ることはないし、完治もしなくなってしまうのだと知りました。

ちなみに、五十肩の症状には

  • 肩や首や腕に違和感や張りが出てくる「急性期
  • 急性期の痛みにより、動かさない状態が続くことで関節が硬くなり、動かせる範囲が狭くなる「慢性期
  • 動かしても痛みが出なくなる 「回復期

と言う3段階あって、先生の説明通り治療するのであれば、回復期になってしまう前の「急性期」、どんなに遅くても「慢性期」の時点で治療を開始する必要がある、と言うことになると思われます。

今現在の治療

夫の五十肩の治療の最初は

  • 痛みを抑えるために、肩にステロイドの関節内注射と
  • 2週間分の「消炎」「筋肉のコリをほぐし痛みをやわらげる」「胃を守る」3種類の内服薬と、湿布の外用薬(内服薬は最初の2週間のみ)

そして、初診から1週間後の再診からは

  • 関節の動きを良くするヒアルロン酸の関節内注射と
  • 肩の可動域の回復を目指した理学療法士による運動療法(リハビリ)

を週に1度のペースで続けました。

この治療法は、五十肩のオーソドックスな治療方法のようで、整形外科でいただいた五十肩のパンフレットにも同じことが書かれていました。

そして3ヶ月ほど経った頃から、リハビリは変わらず週に1度のペースで続けましたが、ヒアルロン酸の注射は2週間に1度になりました。

そしてこの頃から、夫本人もだいぶ腕が動かせるようになった手ごたえを感じていたようですし、傍から見ても目に見えて腕が上がるようになっていて、ワイシャツを着る時に痛がることも少なくなってきました。

とは言え、両手を上げてバンザイをすると、正常な右の肩と五十肩の左の肩では、まだ10cmほど腕を上げられる高さの差がありました

急に良くなるものではないと理解していた夫は、焦ることなく、根気強く、理学療法士の方に教えてもらったストレッチ方法を家でも続けて、リハビリもヒアルロン酸注射も続け、少しずつ、本当に少しずつ、肩の可動域を広げていったのでした。

ちなみに、治療費についてですが、これは病院ごとに違うでしょうから、あくまで「参考までに」と言った感じなのですが、「リハビリだけ」の時は1,800円ちょっと、「ヒアルロン酸注射+リハビリ」の時は2,200円ちょっと、リハビリが保険適用期間内なので助かりました。

ほぼ完治!

こうして、私と違って根気強い夫は地道に治療を続けまして。

この前の週末、いつものように整形外科へ行ったところ、先生からお話があったそうです。

  • 肩の可動域はほぼほぼ回復しました
  • 理学療法士によるリハビリの保険適用期間は150日間なので、12月の中旬頃までになりますが
  • だいぶ回復したので、リハビリも11月いっぱいで終わりにして大丈夫そうです
  • 95%くらい回復しているので、残りの5%はこれからも家でストレッチをしたり日常生活の動きの中で少しずつ戻して下さい

とのことで、とうとう今月いっぱいで夫の五十肩との戦いに終止符が打たれることになりました!

先生からの説明の話を聞かせてくれながら、夫も何だか嬉しそうです。

腕を背中に回して「ほら、もうここまで上がるようになったんだよ、前はここくらいまでしか動かせなかったんだよ。」とか、「腕もここまで上がるようになった~」とバンザイして見せてくれたところ、確かに、前は右腕と左腕の高さに10cmくらいの差がありましたが、現在の高さの差は2~3cmと言ったところでしょうか。

先生の言う完治までの残り5%は、この2~3cmのことなのでしょう。

でも、ここまで完治出来たので、上出来じゃないですかね。

それに、あのまま放置しておかなくて本当に良かったねとも思います。

病院って、先生によっては症状についての説明もなく薬だけ出して「はい、おしまい。」みたいなこともあるじゃないですか。

だけど、夫婦そろってお世話になっている整形外科の先生のように、症状についても、今後の治療のスケジュールについても、ちゃんと説明して治療に寄り添ってくれる先生もいるんだなって、本当にありがたいです。

夫の五十肩の治療も残すところあと2回、最後まで頑張れー!

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