2021年、私は体調の変化に伴い色々な検査を経て、結果、「更年期障害だね」となりました。
そしてそのタイミングで循環器内科に通院し始めて、血圧の薬の服用を開始しました。
薬剤師さんのアドバイス
月に1度、経過観察と薬をもらうために通院しているので、駅前にある調剤薬局にも定期的にお世話になるようになりました。
そこで働いているとある女性の薬剤師さんがいて、年齢的には私より一回りくらい上なのかな、少しお姉さんなので、私の体調不良の原因が更年期障害だと知って、女性の先輩として更年期障害についてのアドバイスなんかも時々してくれるようになりました。
その薬剤師さんが、まず最初に私に教えてくれたのは、指の腫れについて。
女性が更年期になると
- 第1関節が変形する「へバーデン結節」
- 第2関節が変形する「ブシャール結節」
- 親指の根元の関節が変形する「母指CM関節症」
と言う症状があって、原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少と関係があるんじゃないかと言われているらしくて、その薬剤師さんご自身の手を私に見せてくれたところ、確かに少し指の変形がみられました。
パッと見た目はリウマチのようでしたが、それとはまた別の症状だそうです。
薬剤師さんは既に指に症状が出始めてしまいましたが、それでも進行を少しでも止めたいと思ってサプリメントを飲み始めて、今でも続けていると教えてくれました。
そのおかげか、それ以上の指の変形はしていないとのことでした。
大塚製薬の「エクエル」
そして、その薬剤師さんご自身が続けている大塚製薬の「エクエル」と言うサプリメントを教えてくれました。
ちなみに、エクオールサプリメントを摂取した人と、そうでない人の手の症状を比較した研究が行われて、エクオールを3ヶ月間摂取した人は、痛みなどの症状が明らかに少なかったとの結果が手外科の学会で報告されているそうです。
エクエルとは、「エクオールサプリメント」のことです。
豆乳や納豆などの大豆食品に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝されてエクオールに変化するのですが、そのエクオールは、女性ホルモンととても似た分子構造なのだそう。
だから「更年期の女性は大豆を食べると良いらしいよ」と言われているんだなと知りました。
なのですが、1つ残念なのは、大豆イソフラボンを摂取してもエクオールに変換できる腸内細菌を持っている人は、日本人女性の半分くらいなのだとか。
そこで有効なのが、エクオールサプリメントのエクエル。
更年期で女性ホルモンが減少してもエクオールサプリメントを摂取していれば、関節を健康に保つ女性ホルモンと同様の効果が期待出来ると言うわけです。
エクオールチェック( SOY check )
ちなみに、自分の体が大豆を摂取することでエクオールを作れるかどうかは、尿検査を用いた「エクオール検査(ソイチェック)」で確認することが出来ます。
有料ですが、手軽にチェック出来るのは良いかもしれません。
ただ私の場合は、この検査はしていません。
なぜなら、例えば私がエクオールを作れる体質だったとしても、エクオールを作れる量は個人差がとても大きいらしく、作れたとしても十分に足りるという人はわずかなのだそう。
体内にエクオールが少ない人ほど更年期の症状が重いということが分かってきた現状で、実際に私は多汗が辛いし、血圧も上がってしまったと言うことは、十分にエクオールを作れていない可能性が高いと思うのです。
なので、 唯一私が続けているサプリメントがエクエルと言うわけです。
薬ではなくサプリメントで改善されるのであれば、既に血圧とアレルギーの薬を服用している私にとっては、これ以上薬を増やしたくない選択肢の1つなのです。
教えてくれた薬剤師さんに、感謝感謝なのであります。
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